ようやくリヴァプールへの移籍が完了したスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(29歳)は、新天地についてどんな印象を持っていたのか。地元紙『Liverpool Echo』が過去の発言を持ち出している。
バルセロナとバイエルン・ミュンヘンでチャンピオンズリーグ(CL)制覇を経験しているチアゴは、過去に1度だけリヴァプールと公式戦で対戦している。それは2018/19シーズンのCLラウンド16。リヴァプールが14年ぶりに欧州制覇を遂げたシーンズンである。
結局、2戦合計3-1でリヴァプールに軍配が上がるのだが、その対戦を前にしてチアゴは同クラブへの印象を語っていた。「リヴァプールのことは完璧に分かっている。ここ数年、本当に素晴らしいサッカーをしているし、毎年のように強くなっている。凄いチームさ」と絶賛。さらにアンフィールドの雰囲気については「強いチーム、そして最高の観客との大一番になる。楽しみだ」と言及していた。
その数か月後、ロシアでのワールドカップを前にして再びイングランドの印象を聞かれたチアゴは「僕はイングランドのフットボールが大好きなんだ。一番面白いリーグさ」と英紙『The Guardian』に語っていた。
そして「リヴァプールの中盤を見てくれよ。CLで対戦した際、ヘンダーソン、ミルナー、オックスレイド=チェンバレンはまるで“獣”のようにプレスをかけ、中盤のスペースを食い尽くしていた。素晴らしかったね」と、未来の所属先を褒めたたえていたのさ。
チアゴはリヴァプールの中盤でも“獣たち”に囲まれて輝きを放つことだろう。
A̶n̶n̶o̶u̶n̶c̶e̶ ̶T̶h̶i̶a̶g̶o̶
THIAGO ANNOUNCED ✊🔴
— Liverpool FC (@LFC) September 18, 2020