アーセナルは今月1日、フランスのリールからブラジル人DFガブリエウ・マガリャンイス(22歳)の獲得を発表した。複数のクラブが興味を示していた注目の若手CBを、2600万ユーロ(約33億円)で釣り上げたわけだ。
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— Arsenal (@Arsenal) September 1, 2020
そのガブリエウは、加入早々に宿敵トッテナムに対して先制パンチをかましてファンを喜ばせたという。英紙『Daily Star』によると同選手は、加入が決まるとツイッターに「LONDON IS RED(ロンドンは真っ赤)」と書き込んだのだ。白を基調にするトッテナムへの当てつけとばかりに、アーセナルのクラブカラーを主張したのだ。
一方でクラブも、SNS上にガブリエウ加入の記念動画を公開した。ブラジルの先輩であるダヴィド・ルイスと今夏加入のウィリアンがビデオ電話で会話する動画だ。途中から二人の話題はガブリエウの移籍に及び、正式に移籍が決まったか本人に確認してみようと言い出してガブリエウに電話をかけ始める。
するとアーセナルの練習着に身を包んだガブリエウが「元気かい?」とビデオ電話で登場。移籍が決まって興奮気味のガブリエウは、先輩にゴマをするつもりで「二人のことはビデオゲームでしか見たことがなかったけど本物だ!」と感激を口にしたのだが、ダヴィド・ルイスはこれを見逃さずに「俺たちを年寄り呼ばわりかい?」と冗談で笑いを誘った。
さらにダヴィド・ルイスが「まだ新居が見つかっていないならウィリアンの家に泊めてもらいな」と冗談を飛ばすと、ガブリエウも「招待してくれるなら是非!」と返した。だがウィリアンは何か危険を察知したのか冗談に付き合わず、「英語はどうだい?」と得意ドリブルと同じくらい鋭い切り返しを見せた。
ブラジル人らしい和気あいあいとした会話が続くなか、ダヴィド・ルイスは急に落ち着いたトーンで「俺たちがサポートするので、君はサッカーを楽しんでくれ。君のトレードマークである満面の笑みを忘れるなよ」と同胞の後輩を思いやる心温まるアドバイスを送っていた。
ここにFWガブリエウ・マルティネッリを加えるとアーセナルのブラジル人選手は計4名。イングランド人に次ぐチーム内“第2派閥”となっており、新シーズンはサンバのリズムに期待したい!
📞 This is Arsenal calling!
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🇧🇷 @DavidLuiz_4
🇧🇷 @WillianBorges88
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