オーストリアで躍動！元セレッソ大阪・南野拓実ってどんな選手？

オーストリア・ブンデスリーガのレッドブル・ザルツブルクに所属する南野拓実選手をご存知ですか?

2015年1月に当時19歳という若さでセレッソ大阪からザルツブルクへ加入した南野選手。
欧州挑戦2シーズン目となる2015-16シーズンは開幕から好調をキープし、見事な活躍を見せているのです。

シーズン開幕から9試合出場で5ゴール

2014-15シーズンの途中からザルツブルクへ加入となった南野選手。ヨーロッパサッカー初挑戦でシーズン途中からの加入といった状況の中、チームは国内リーグとカップ戦で優勝を飾りましたが、南野選手は13試合出場で3ゴールと期待されたほどの出場機会と結果を得られることはできませんでした。

しかし、新指揮官アドルフ・ヒュッター監督を迎えた2015-16シーズンはチームの立ち上げからスタートし、アピールにも成功をしたようです。

チャンピオンズリーグの予選2試合には残念ながら出場できませんでしたが、ヨーロッパリーグのプレーオフでは2戦ともスタメン出場し、2戦目に先制点を決めます。

また国内カップ戦では後半からの出場で1ゴール、リーグ戦も8月の半ばから出場機会を増やし6戦出場で3ゴール1アシストとシーズン開幕からわずか1ヶ月で昨シーズンのゴール数を超える活躍を見せています!

南野拓実(みなみのたくみ)選手
1995年1月16日生まれ
大阪府泉佐野市出身
FW/MF

南野選手は『育成のセレッソ』とも呼ばれているほどユース年代の育成に対する評価の高いセレッソ大阪ユース出身です。中学1年生でセレッソ大阪のU-15へ入団し、2年後のクラブユース選手権では得点王を獲得。また、U-18へと昇格すると2011年のJリーグユース選手権でも得点王となります。

その活躍と能力の高さからU-15日本代表から各年代別代表に選ばれ続け、2010年に行われたAFC U-16選手権でも大会得点王を獲得するなどユース年代ではエースとしてとにかくゴールを決めまくっていたのですね!

2013年にセレッソ大阪トップチームへと昇格するとクラブ史上初となる高卒ルーキーでの開幕スタメン入りや、クラブの最年少得点記録を更新するなどチームの主力として活躍。また「イケメン」としてそのフェイスでも注目度の高かった南野選手。

そんな羨むばかりの南野選手ですが、爽やかな顔つきにたいしてその性格はなかなか熱いものを持っているようです。

それはプロ3年目にして一発退場が2度もあることからもわかるようにまだまだ若く、少しカッとなりやすい性格のようですね。

2016年のリオデジャネイロ・オリンピックのU-23代表候補でもあり、将来の日本代表での活躍も大きく期待される南野選手。リオ五輪とヨーロッパでのこれからの活躍に要注目です。