7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の第2戦で、レアル・マドリードを倒して準々決勝進出を決めたマンチェスター・シティには、心強い協力者がいたという。
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敵地での第1戦を2-1で制していたシティは、迎えたセカンドレグもラヒーム・スターリングとガブリエウ・ジェズスのゴールで2-1と勝利し、リヨンと対戦するベスト8に駒を進めた。この試合でシティでの記念すべき通算100ゴール目を決めたスターリングは、実はR・マドリード戦に向けて英国放送局『BT Sport』に協力を求めていたという。同局のプレゼンターを務める元イングランド代表のギャリー・リネカーが明かしている。
リネカーは『BT Sport』の番組内で「明かしていいのか、秘密にすべきなのか分からないが」と前置きをしてから語り始めた。「スターリングは自分たちが敗れた昨季のトッテナム戦の映像を求め、BT Sportに連絡してきたのさ。」
「自身のプレー内容を確認するだけでなく、敗戦の屈辱を再確認するためだった。彼がどれほどサッカーと向き合っているか、その証拠だと思う。同じ悔しさを味わいたくなかったのさ。」
昨シーズン、シティは前人未到の“4冠”を目指していた。リーグ杯を制し、プレミアリーグでも優勝争いを演じ、FAカップでも決勝進出を決めたあと、4月にCL準々決勝のトッテナム戦を迎えた。だがシティは、敵地での第1戦を0-1で落とすと、第2戦こそ4-3で勝利するも、2戦合計4-4のアウェイゴール差で惜しくも敗退した。
その第2戦では、スターリングが終了間際にネットを揺らして勝ち越したかに思えたが、VARによるオフサイドの判定で決勝ゴールを取り消され、何とも悔しい形で敗退していたのだ。
だからこそ、今季にかける思いは人一倍だ。CLでの過去最高成績は2015-16シーズンのマヌエル・ペジェグリーニ政権時代のベスト4。今季はそれ以上、いや初制覇を見据えている。放送局の協力を得たシティは、果たして欧州の頂上に登り詰めることができるのか。
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