リスボンでのチャンピオンズリーグが、チェコ代表パトリック シックにとってライプツィヒとのお別れツアーになってしまうかもしれない。
ライプツィヒとローマはシックのレンタル期間を延長することで合意しており、シックはチャンピオンズリーグ準々決勝のアトレティコ・マドリード戦(8月13日)では間違いなくライプツィヒでプレーするだろう。
シックは「僕はここ(ライプツィヒ)に残りたいと思っている」と強調している。
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— BILD Sport (@BILD_Sport) August 5, 2020
だが、『ビルト』の情報によると、シックが来シーズンもライプツィヒでプレーする可能性はほとんどゼロのようだ。
ライプツィヒはコロナ危機の影響もあり、資金が不足している。
ライプツィヒは今夏、選手補強に約3000万ユーロしか使うことができず、約900万ユーロはすでにファン ヒチャン獲得のために使っている。
そのため、ライプツィヒのマルクス クレーシェSDは難しい舵取りを迫られているのだ。
ローマは、シックの完全移籍に際して2500万ユーロの移籍金を要求しており、値下げに応じる気はない。
ローマは今すぐにでも移籍金を得たいと考えており、シックを狙うクラブは他にもある(ミラン、レヴァークーゼンなど)。
ライプツィヒは買い取りオプション付きのレンタル延長を望んでいるが、ローマは拒否する構えだ。
ナーゲルスマン監督は来シーズン、エースのドイツ代表ティモ ヴェルナー(今夏チェルシーに移籍)に加えて、2番手のストライカーも失うことになると見られている。