マンチェスター・ユナイテッドを27年間も率いた稀代の名将、サー・アレックス・ファーガソン(78歳)が、引退後も大金を稼いでいるという。英紙『The Times』などが伝えている。
ファーガソン元監督は、1986年からユナイテッドを率いて13回のプレミアリーグ制覇や2度のチャンピオンズリーグ優勝など数々の栄光を築き、2013年に惜しまれながら勇退した。監督時代には「自分よりも高い給料を貰う選手がいるのはおかしい」と会長に迫り、ウェイン・ルーニーと同じ額の年俸に引き上げて貰ったことを自叙伝で明かしているが、引退後もしっかりと荒稼ぎしているそうだ。
同氏が所有する個人事務所『ACFスポーツ・プロモーションズ』は、決算報告書によると2019年6月30日までの1年間で208万ポンド(約3億円)の利益を出したという。主な収入源は、2013年に引退してから「年間20日」の契約だというユナイテッドでのアンバサダー業務だ。そのほかにも自叙伝の出版契約では数億円を稼ぐと言われている。さらに、名門ハーバード大学に特別講師として招かれたこともある同氏を講演会に招く場合は、1回の相場が10万ポンド(約1400万円)だという!
そのファーガソン元監督には心強いサポーターがいる。それが2012年から個人事務所の役員に就任した3人の息子だ。ダレンは、元ユナイテッドの選手で、監督としても実績を残しており、現在は3部のピーターボロを率いている。一方でジェイソンは、過去に代理人としてユナイテッドの移籍にも携わってきた。
そして長男のマークは、大手投資銀行の『ゴールドマン・サックス』に務めていたこともあり、ノウハウを活かして『ACF』でも上手く資産運用を行っているようだ!
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— Manchester United (@ManUtd) April 29, 2020