6月29日にユヴェントスからバルセロナへの移籍が発表されたボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチ(30歳)。早速、バルセロナの公式SNSを通じてカタルーニャ語での挨拶を披露した。
「とても幸せです。このクラブのために全力を尽くします。ではまた。フォルツァ・バルサ!」と喜びを表現。“つかみ”としては悪くないだろう。
👍 @miralem_pjanic: “Estoy muy feliz, lo daré todo por este club. Nos vemos pronto. ¡Força Barça!”
💙❤️ #PjanicCuler pic.twitter.com/NHDIwomhWa— FC Barcelona (@FCBarcelona_es) June 29, 2020
しかしバルサファンには、一つ大きな問題があるという。ピャニッチは大のジダン好きとして知られているのだ。ユヴェントスで背番号“5”を愛用しているのも、ジネディーヌ・ジダンがレアル・マドリードの選手だった頃に背負っていた番号だったから。「ジダンは僕のアイドル」と何度も公言している。
スペイン紙『マルカ』も、わずか1年前に行われたインタビューでの発言を紹介。ピャニッチはフランスメディア『Bros. Stories』のYouTubeチャンネルで「子供の頃、ジダンのプレースタイルや人柄に憧れていた」「僕はジダンから学んできた。偉大なスポーツ選手で、世界最高峰の一人からね。これからもたくさんのことを学んでいくと思うよ」と、“ジダン愛”を口にしている。
そうなってくると、注目されるのが背番号だろう。5番は長らくセルヒオ・ブスケツがつけており、譲る可能性も低いため、他の番号を選ぶ必要がある。
入れ替わりで退団するアルトゥールは背番号“8”を着用。ヴィッセル神戸に所属するアンドレス・イニエスタがつけていた番号だ。ピャニッチにとっては、リヨン時代につけていた番号でもある。
ただ、バルサのアイドルが背負っていた番号を“ジダン好き”のピャニッチがつけるとしたら……またちょっとした騒動になるかもしれない。