6月17日に再開するプレミアリーグで、初の外国人レフェリーが誕生する可能性があるとイギリスメディア『Daily Mail』が報じている。
Australian official Jarred Gillett in line to become Premier League's first foreign referee due to Project Restart's busy schedule https://t.co/XNXD9pSMzN
— MailOnline Sport (@MailSport) June 11, 2020
“パイオニア”となりそうなのが、オーストラリア人のジャレッド・ジレット氏(33歳)。今シーズンからチャンピオンシップ(イングランド2部)で笛を吹いており、英国のプロ審判協会(PGMOL)の代表を務めるマイク・ライリー氏から高い評価を得ているという。
再開後のプレミアリーグでは過密日程が待っている一方、無観客での開催により審判へのプレッシャーは普段よりも少ない。そこで通常はプレミアリーグを担当することのない審判員たちにも試合を裁いてもらおうとPGMOLは考えており、ジレット氏にも白羽の矢が立っているようだ。
ジレット氏は昨年イングランドに渡り、現在はリヴァプールにあるジョン・ムーアズ大学で脳性麻痺に関する研究に従事。審判業はオーストラリア在住時から行っており、年間最優秀レフェリーに4回輝いた実績を持つ。オーストラリアでビデオ判定の経験を豊富に持つことから、すでにプレミアリーグでもVAR審判として試合に携わっている。
Congratulations to former Hyundai @ALeague referee Jarred Gillett.
He will officiate his first @PremierLeague game this weekend, after being appointed as head of the VAR team for Watford v West Ham. #WATWHU pic.twitter.com/H2ZEWHbWCy
— Hyundai A-League (@ALeague) August 21, 2019
ピッチ上でのレフェリングに関しては“威厳的”と言われ、選手たちや同業者からの評判も良いとのこと。実際に彼が主審に任命されたら、プレミア初の外国人レフェリーの試合裁きに注目したい。