アーセナルに所属するDFロブ・ホールディング(24歳)が、ロンドンでの生活にカルチャーショックを受けたと英紙『The Sun』が伝えている。
Holding had Arsenal pals in stitches after asking for cider at Nobu https://t.co/NiuCY2ozXg
— Sun Sport (@SunSport) June 5, 2020
イングランドU-21代表歴のあるホールディングは、冷静沈着な守備に定評がある期待の若手だ。2015年にボルトンでデビューを果たしてクラブ年間最優秀選手に選ばれると、2016年夏にアーセナルに引き抜かれた。
今季は、昨シーズン途中に負った怪我の影響で出番が限られているが、それでも中断期間のうちにコンディションを上げて完全復活を目指している。
そのホールディングが古巣ボルトンのポッドキャストに出演し、質素な北部の暮らしから華やかなロンドンに移り住んだときの衝撃について語った。「メイフェアにある『Nobu』に行ったのさ」とホールディング。『Nobu』とは松久信幸氏が手掛ける高級和食レストランで、ハイソな地区で知られるロンドンのメイフェアなど世界中に店舗を構えている。
ホールディングは、当時アーセナルに所属していたアレックス・オックスレイド=チェンバレン等に連れられ、その和食レストランを訪れたという。「飲み物を頼むことになったのさ。僕は北部で育った普通の少年なので、何も分からずに『サイダー(リンゴ酒)とか置いてあるかな?』と言ったのさ。すると、みんなが『何?』という顔で僕を見てきた。だから僕は慌てて『みんなと同じ物を貰おうかな』と言い直したんだ!」
日本食レストランということもあり、出てきた食事は“あれ”だった。「どれも生魚だったのさ。そもそも僕はあまり魚が好きじゃない。刺身なんてもってのほかさ。みんなから『やっぱりお前は北部の野郎だな!』と言われたよ。幸い、お会計はオックスレイド=チェンバレンが済ましてくれたけどね!」
そんなホールディングも都会で暮らし始めて早4年。最近、移籍の噂が出たときには「自分がコントロールできることだけに専念する」とインスタグラムに書き込み、都会でのポジション争いに強い意気込みを見せていた。