現在ヴィッセル神戸に所属しているベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンは、アーセナル時代を振り返り、同僚でエースストライカーだったロビン ファン・ペルシーが、マンチェスターUに移籍した際ショックを受けたことを明かした。
2012年夏にマンチェスターUに移籍したファン・ペルシーは、アレックス・ファーガソン監督のラストシーズンでプレミアリーグ優勝に大きく貢献した。
ファンペルシー退団について問われたフェルマーレンは、当時を振り返った。
「ファンペルシーがいずれチームを去ることはわかっていたけれど、突然マンチェスターUに移籍すると聞いて大きな驚きだった。」
「もちろんアーセナルに残ってほしかった。アーセナルでのラストシーズンで、プレミア年間最優秀選手に選ばれていたしね。彼は素晴らしいシーズンを送っていて、キャリアで最高のシーズンだったし、アーセナルに残って伝説となってほしかった」
「彼の気持ちを変えることはできなかった。それはそれで彼らしいから、良いことだと思うよ」
Thomas Vermaelen's reaction to Robin van Persie leaving Arsenal for Man Utd | #AFC #MUFC https://t.co/PvFRumswB2 pic.twitter.com/4vdMcyG3Mc
— Daily Star Sport (@DailyStar_Sport) June 8, 2020
一方のファン・ペルシー本人は、なぜマンチェスターCではなくユナイテッドを選んだのか説明している。
「ファーガソン監督は、ユナイテッドを選ぶことの違いを教えてくれた」
「選手からファーガソン監督のマネジメントの仕方などの話を聞いた。私は本当に勝ちたかったし、ギグス、キャリック、スコールズ、ヴィディッチ、ファーディナンドらのチームを見ると、全員が勝者であり、すべてを勝ち取っていた」
「私もあのメンバーの一員になりたいと思っていた。それまで私の人生の中で、勝者であると感じていた時期があったけど、実際にそうではなかった、私は勝者になれる方法を知っているチームに移籍する必要があると考えたんだ」
ファンペルシーはマンチェスターユナイテッド移籍後、2年連続でリーグ得点王を獲得。
12/13季には日本代表MF香川真司とともにプレーし、プレミアリーグ優勝に貢献。
2015年にトルコのフェネルバフチェへ移籍。そして2018年にプロキャリアを始めたフェイエノールトに復帰、翌年に現役を引退した。