フランスリーグがリーグを再開させて、プレーオフを行う可能性があると、『ル・パリジャン』が報じている。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、4月30日に2019/20シーズンの打ち切りが決まったリーグ・アンだが、欧州カップの出場権の獲得を逃した7位リヨンと、リーグ・ドゥ(2部)への降格が決まった19位のアミアンと20位のトゥールーズの3チームは、この決定に不服として国務院(行政最高裁判所)に異議申し立てを行なっている。
Arrêt de la Ligue 1 : selon l’UEFA, il est possible de finir la saison par des playoffs
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そのような状況で、6日にリヨンのジャン=ミシェル・オラス会長は、シーズンを終えるためにプレーオフを行うことを提案する内容の最終意見書を国務院に提出したと、『レキップ』が明かした。
そこで、『ル・パリジャン』がUEFAのアレクサンダー・チェフェリン会長に確認を取ったところ、「各リーグがリーグのフォーマットを決定する権利があり、特にこのような状況では、特別な措置を取る必要がある」とリーグ・アンのプレーオフ開催には反対しないという回答が届いた。
リーグ・アンの打ち切りが決まった後にチェフェリン会長は、「フランスリーグの責任者がシーズンを打ち切るという判断を下したのは少し早過ぎた」とも語っていた。
それでも、チェフェリン会長は翌シーズンのことを考えると、8月2日が19/20シーズン終了のデッドラインとなることを強調している。
オラス会長は、プレーオフを3段階に分けて計25試合を行い、優勝、欧州カップの出場権、そして降格を決めるというプランを発表している。
6月7日か8日にはプレーオフの開催を認めるかどうかの決断を国務院が行うようだが、プレーオフ開催の可能性はかなり低そうだ・・・