Jリーグきっての悪童?J3相模原の森勇介

2014年にJ3リーグが新たにスタートをしたことで3つのプロカテゴリーとなったJリーグ。
カテゴリーが増えることでプロチームもそれだけ増え、よりサッカーやJリーグを身近に感じることができるようになりましたね。

しかし、カテゴリーが増えたことでちょっと変わった記録も生まれるもの。それはある選手が起こしたJ1からJ3の全カテゴリーで退場となるという珍記録が起こったのです。

珍記録を残したのはどんな選手?

Jリーグ全カテゴリーで退場という珍記録を残した選手は、J3のSC相模原に所属をしている森勇介選手です。


by SC相模原 オフィシャルブログ

プロフィール

森 勇介(もり ゆうすけ)選手
1980年7月24日生まれ
J3 SC相模原所属
静岡県出身
ポジション:サイドバック
プロデビュー年:1999年
これまでの所属チーム:ヴェルディ川崎、ベガルタ仙台、京都パープルサンガ、川崎フロンターレ、東京ヴェルディ、FC岐阜

森選手は今回の退場記録によってニュースとなり、一般的にも名前が知られましたが実はJリーグをよく見ている人達の中ではちょっとした有名人だったのです。

退場回数13回の「退場王」

森選手は2015年時点で通算退場回数が13回となり、これは現役Jリーガーの中でトップの退場回数です!

この13回の退場回数を持つのは20年を超えたJリーグの歴史の中でも元名古屋グランパスエイトで活躍し、引退後は同クラブの監督も務めたドラガン・ストイコビッチ氏のみという記録なのです。

ちなみにストイコビッチ氏は監督時代に2度退席処分を受けているのでこれを含めると15回となりストイコビッチ氏が単独首位になるのですがw


by KAWASAKI FRONTALE OFFICIAL WEBSITE

1999年にプロデビューした森選手ですが、現役16年で13回退場とほぼ1年に1度は退場をしているような感じですね!

退場してしまうのもその熱い気持ちのせい?

退場回数やもらったカードの通算枚数などに注目が集まってしまう森選手ですが、川崎フロンターレ所属時代には日本代表候補にもなるほど、右サイドバックとして確かな実力を持っています。
そのプレースタイルは迫力、そして闘志溢れるドリブル突破と質の良いクロスを得意としています。

また、チームの後輩選手に対してとても面倒見もよく東京ヴェルディ所属時にはキャプテンを任され、SC相模原移籍時にも元日本代表の高原選手からその人間性も含めて評価されチームから必要とされています。

退場記録は不名誉な記録かもしれませんが、その熱い、気持ちのこもったプレーでJ3を盛り上げて欲しいですね!


by BLOGOLA

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