昨季3冠！ガンバ大阪・長谷川健太監督の経歴まとめ
昨季、圧倒的な強さで3冠を達成したガンバ大阪。チームの指揮を執る長谷川健太監督ってどんな人？経歴をまとめてみました。
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現役時代はエースストライカー！あの悲劇も経験…
長谷川監督の華々しい活躍は小学生の頃まで遡ります。少年時代は地元の少年サッカーチーム・清水FCに所属して、小学6年生の時には全日本少年サッカー大会で優勝。その後、高校サッカーの名門・清水東高校から筑波大学へと進み、サッカー選手としてのエリートコースを歩みます。
1988年に日産自動車サッカー部(現・横浜F・マリノス)に入部。チームの2年連続3冠達成にエースストライカーとして大きく貢献しました。長谷川監督は、この頃から「3冠達成」というものにご縁があるようですね！
1991年にJリーグ設立のために発足した清水エスパルスへ入団。Jリーグの舞台でも活躍。日本代表のユニフォームを着た選手でもありました。
悔しさを味わった日本代表
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日本サッカー史に名を遺す「ドーハの悲劇」。
1993年10月28日アメリカW杯アジア最終予選「日本VSイラク」、後半アディショナルタイムで同点に追いつかれた日本代表は、あと一歩のところでW杯初出場を逃した試合。現役時代の長谷川監督は、この試合で先発出場をして先制ゴールをアシストで演出しましたが、その活躍はW杯初出場の結果には繋がりませんでした。
ドーハの悲劇を経験して、サッカーの残酷さも知る長谷川監督。この経験は、昨季のG大阪がリーグ戦を最後まで諦めず、逆転優勝に向けて戦った姿に表れているように思えます。
古巣でチームを指揮、そして3冠へ
選手を引退した長谷川監督は、2005年に古巣である清水エスパルスの監督に就任。2010年にチームを天皇杯決勝まで進めた後に退任を発表しました。その後、2013年にJ2へ降格をしたガンバ大阪の監督に就任をして、1年目でJ1へ昇格。昨季のタイトル3冠奪取を、J1昇格1年目で成し遂げました。
世界で活躍する、あの現役ストライカーを育てた！
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長谷川監督が清水エスパルス指揮を執った当初は、チームの成績低迷で批判にもさらされましたが、その後は多くの若手選手を多く起用して、チームの世代交代と成績の上昇を成功させました。
そして、長谷川監督が就任した2005年、現在、プレミアリーグで活躍する日本代表FW・岡崎慎司選手が滝川第二高校から清水エスパルスに入団。当初はなかなかチャンスを掴めずにいた岡崎選手ですが、次第に頭角を現して長谷川監督の戦術に応える活躍を見せ、その後、海外リーグや日本代表で活躍するエースストライカーに成長しました！
実は、国民的アニメのキャラクターモデルでもあります！
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実は筆者、当時、長谷川健太というサッカー選手をアニメで知りました。
大人気アニメ「ちびまる子ちゃん」で、長谷川監督がモデルとなったキャラクター・ケンタは、主人公・さくらももこの同級生として登場しています。
作品の中でも、サッカー少年のケンタ。実は、長谷川監督と「ちびまる子ちゃん」の原作者であるさくらももこ氏とは、実際に小学生の時の同級生とのこと。しかし、作品で描かれる小学3年生は違うクラスで、小学5・6年生で同じクラスだったようです。
小学校の同じクラスから2人も有名人を輩出するなんて、凄いことですよね！
サッカー少年だったケンタは、その夢を実現しているように思えます。しかし、夢を実現するために、表からは見えない悔しさや苦悩もあったことでしょう。長谷川監督の経歴をまとめてみると、諦めず挑戦し続けたからこそ今があるように見えました。
G大阪・長谷川健太監督〜プロフィール〜
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1965年9月25日生まれ
静岡県出身
現役時代のポジション：FW
歴代所属チーム：清水東高校→筑波大学→日産自動車→清水エスパルス(1999年選手引退)
監督歴：常葉学園浜松大学サッカー部監督→清水エスパルス監督→ガンバ大阪監督