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[ロシアワールドカップ]対戦相手戦力分析 -コロンビア編-

岩崎 充

2018/01/19 07:55

2018/01/18 23:58

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NEWS

いよいよ6月から始まるロシアワールドカップ。日本が対戦する3カ国はどのようなチームなのか。
それぞれの戦力と特徴、そして弱点について分析を行った。

最初は6月19日に対戦する初戦の相手、コロンビア。

現在の予想スタメンと総力

スタメン平均年齢:28歳
スタメン平均キャップ数:45

チーム総力:
攻撃力:★★★★ 70
守備力:★★★ 63
テクニック:★★★ 65
フィジカル:★★★★ 73
メンタル:★★★★ 74

各プレイヤーのプロフィールと特徴

ダビド・オスピナ
アーセナル所属
29歳 183cm 80kg
素早い反応でゴールを死守するGK。身長はないが安定したプレーで守備を引き締める。

サンティアゴ・アリアス
PSVアイントホーフェン所属
26歳 175cm 71kg
オランダリーグで活躍するサイドバック。スピードを生かしたドリブルが特徴、上背はないがジャンプ力もある。

ダビンソン・サンチェス
トッテナム所属
21歳 187cm 83kg
多くのクラブが注目する中、アヤックスからトッテナムへ移籍した若手有望株のディフェンダー。

クリスティアン・サパタ
ACミラン所属
31歳 187cm 82kg
長年イタリアリーグで活躍する大型CB。スピードはないが対人戦で強さを発揮する。

フランク・ファブラ
ボカ・ジュニアーズ所属
26歳 173cm 72kg
豊富な運動量に加え加速力を武器に左サイドからの攻撃参加を得意とする。

カルロス・サンチェス
フィオレンティーナ所属
31歳 182cm 82kg
フィジカルを武器とした守備だけでなく、高いパス精度で攻撃の起点としても機能。愛称は岩。

アベル・アギラール
デポルティーボ・カリ所属
33歳 185cm 79kg
スピードはないがアグレッシブな守備で攻撃の芽をつむベテランMF。

フアン・クアドラード
ユベントス所属
29歳 179cm 71kg
驚異的なスピードとミドルシュートを武器とする右サイドアタッカー。ウィングからサイドバックまで幅広くこなす。

エドウィン・カルドナ
ボカ・ジュニアーズ所属
25歳 188cm 84kg
トップ下や左サイドを主戦場とする中堅アタッカー。セットプレーも得意とする。

ハメス・ロドリゲス
バイエルン所属
26歳 180cm 75kg
バルデラマの後継者。高精度の左足で決定的な仕事をこなすコロンビアの中心選手。

ラダメル・ファルカオ
ASモナコ所属
31歳 177cm 72kg
スランプから復活を果たしたコロンビア最強ストライカー。ニックネームはエル・ティグレ(虎)。

スタメンの多くは代表キャップ50を超え、連携面で不安なし。パワー、スピード、テクニック等それぞれ一芸に秀でた選手がずらりと揃う。
特にクアドラード、ハメス・ロドリゲス、ファルカオというトップクラスの実力者の揃う前線はかなりの破壊力を持つ。
CBには他にも、バルセロナへ新加入したミナという若手有望株も虎視眈々とスタメンの座を狙っている。

チームの弱点

11月のテストマッチでは中国に4−0と快勝した一方、韓国には1−2で敗戦し本大会へ向けて不安をのぞかせた。
知将ペジェグリーニ監督率いるチームは大崩れこそないものの、2014年のチームに比べるとややスケールダウンしている感はある。
また南米開催だった前回とは違い今回はヨーロッパ開催のため、前回ほどの勢いはないと想定される。

スタメンは実力者が揃うが、狙うべきは左サイドバックのファブラだ。同選手はスピードやスタミナがある一方、空中戦は決して得意ではない。

個人的にはこのサイドに武藤(もしくは岡崎)をぶつけ、空中戦から活路を見出すべきではないだろうか。

重要となる日本の初戦、相手としてはかなり手強いのは間違いないが、前回大会のリベンジを期待しよう。

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