3月に開幕したJリーグも気づけば残り3節となってしまいました。優勝争い、残留争いどちらも注目ですが、なんといってもやはり気になるのは優勝争い。
いつも応援しているチームが優勝の可能性がなくなっても、他チームのサポーターもその動向は見ているもの。
第31節終了時点で、優勝の可能性があるのは2チームあります。
現在、首位に立っているのは鹿島アントラーズ。続いて2位は川崎フロンターレです。その勝ち点差はわずかに『7』。(鹿島が先に浦和との試合を行っているため)
今回は鹿島アントラーズ、川崎フロンターレの残り試合の注目ポイントと優勝に向けてのキーマンを紹介しながら残りのJリーグ優勝争いを展望していきます。
首位 鹿島アントラーズ
【11/26 柏戦】#antlers #kashima #カシマ1126 #onefamily FREAKS+に、プレビューを掲載しました!皆さん、今季最後のカシマでともに戦いましょう!アントラーズレッドで染まった聖地で、次のステージへ!
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— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2017年11月9日
現在の首位は鹿島アントラーズで勝ち点は67です。
鹿島の残りの対戦カードは以下の通りです。
第32節 ホーム 浦和レッズ 〇 1-0
第33節 ホーム 柏レイソル
第34節 アウェー ジュビロ磐田
このように上位に位置しているチームとの試合が多いです。
すでにACLの関係で浦和との試合を終えているため、鹿島は残り2試合で勝ち点差7で有利な状況です。
注目する試合は第33節の柏レイソルとの試合です。
柏はACLの出場権を争っており、簡単に勝ち点を奪えるような相手ではないはず。
クリスティアーノを筆頭にディエゴ・オリベイラなど強力FW陣をどう抑えるのかがカギとなる。
また、柏のほかにも浦和と磐田などACL出場を狙うクラブとの対戦を残しているのも気になるところ。
鹿島としては先制点を奪い、得意な勝ち切りを狙っていくことで勝利をもぎ取りたいところ。
懸念材料としては全体の意識統一が求められる。
注目選手
皆さん、もう少しですね…。
夢生さん。#anlters #kashima pic.twitter.com/fI2Ecjv3gu
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2017年11月9日
残りの試合でキーマンとなりそうなのが金崎夢生選手です。
昨年の浦和とのチャンピオンシップ決勝でも、優勝を決める得点点をマークし、勝負所で強い選手でもあります。
今季の第31節の札幌線では決勝ゴールを決める活躍でチームを引っ張る存在として攻撃陣を牽引している絶対的なエース。
鹿島が優勝するために勝負所でゴールを決めることができるのでしょうか。
2位 川崎フロンターレ
2位は川崎フロンターレで勝ち点は63です。
川崎の残りの対戦カードは以下の通りです。
第32節 ホーム ガンバ大阪
第33節 アウェー 浦和レッズ
第34節 ホーム 大宮アルディージャ
注目する試合は第34節の大宮アルディージャとの試合です。
もしかしたら、この試合前に鹿島が優勝を決めているかもしれないが、もし最終節までもつれた場合ホームの大宮戦が熱い試合になることは間違いないでしょう。
相手も残留争いの渦中で勝ち点3を求めている状況で、場合によっては大宮もこの試合前にJ2降格となっていることも考えられます。
でも、最終節にホームでき、等々力に集まるサポーターとともに優勝をかけて戦うことは間違いなくアドバンテージになる。
確かに勝ち点差が開いている状況ではあるものの、最後まで粘り強く戦うことが優勝へのキーポイントとなりうるだろう。
懸念材料としては出場停止リーチがかかっている家長とエウシーニョの2人だ。
怪我人はルヴァンカップ決勝で戻ってきているものの、万全な状態ではなさそう。
どの選手を起用するのか選手のコンディションを見極めることが必要になってきそう。
ここからの3試合は鬼木監督の采配力が優勝に向けて重要になってきそうだ。
注目選手
この後、14:30から麻生消防署一日消防署長に就任するケンゴ。(ケンゴは変わらず通常運転です)【広報】#frontale pic.twitter.com/wu7dmAngDC
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) 2017年11月9日
悲願のリーグ制覇に向けて注目はやはり中村憲剛だ。
ルヴァンカップ決勝では、セレッソ大阪に敗れまたしても準優勝という結果となってしまい悔しさが残るファイナルとなってしまった。
ただ、まだ唯一残されているリーグ戦がある。
鹿島との勝ち点差が7あるものの、まだ諦めずに前を向生きたいところ。
年齢的にも現役選手として残されている時間は短く、現役の間にタイトルを願っているのは本人だけでなくサポーターも同じのはず。
今回のルヴァンカップを含め、逃してきたタイトルの経験を今のチームに伝えることのできる存在として、最後まで諦めずに戦う姿が見たい。
まとめ
【#JリーグCS 浦和vs鹿島】
シャーレを掲げるのは浦和か鹿島か。
キックオフまであと10分!NHK総合/スカパー!で生中継??
速報はこちら?https://t.co/bp0bmiiGLz pic.twitter.com/8o51nQCH3S— Jリーグ (@J_League) 2016年12月3日
11月5日現在、勝ち点差は『7』となり、鹿島が優位な状況であることは間違いないです。
ただ、鹿島の残り試合でACL争いをしている柏との試合が残っており、まだまだ分からない状況です。
また、川崎もG大阪と浦和との対戦を残しており、楽な試合はなさそうです。
今年はDAZNの放映権料増額による影響でシーズン前に大いに注目を集めました。(優勝チームには賞金3億円の他、理念強化配分金が15億5000万円支給されることになっており、賞金は21億5000万円と言われている)
果たして、どのクラブが優勝の栄光をつかむことができるのでしょうか。
この記事では、優勝争いについて主に触れてきましたが、来季のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)の出場をめぐる3位争いを含む戦いからも目が離せません。
泣いても笑っても残り3試合。いったいどちらのチームがJリーグ優勝銀皿を手にするのか。
最終節が終わるその瞬間までどんなドラマが待っているのか見逃せません。