川崎フロンターレのテスト生からプロになり不動の司令塔にまで上り詰めた中村憲剛選手。広い視野と正確なパスを武器に日本代表としても68試合に出場して活躍しました。
常に頭を使ってサッカーをするというインテリジェンスが光る中村憲剛選手の出版している本をまとめてみました。
サッカー脳を育む
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少年時代は身体が小さく、足も遅い。中学時代には挫折を味わい、一度サッカーを辞めているという中村憲剛選手のサッカー人生について触れられています。
フィールド全体を見渡せる俯瞰的な視野は、訓練次第で身につけることが出来る。
という中村選手の声を参考にした練習メニューや
サッカー選手を目指す子や親だけではなく、人生を変えるきっかけを掴みたいビジネスパーソンも必読のバイブル
となっており
壁を乗り越えていく思考法やメンタルコントロール術はビジネスマンにも応用できる内容となっています。
考える習慣
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この本では
サッカー少年、中村憲剛は斯くして“史上最高”たりえたか
にスポットが当てられ、
2007年から週刊サッカーマガジンにて7年間にわたって連載された内容と、ロングインタビューからプレーの裏側や人生観が描かれた一冊です。
幸せな挑戦 今日の一歩、明日の「世界」
by KAWASAKI FRONTALE
この本では、
小学生時代の「関東選抜」が最高キャリア。なぜ「非エリート」の彼が日本代表まで上りつめることができたのか?
をテーマに
中村憲剛選手が絶賛する遠藤保仁選手、サッカー少年団の先輩でもある澤穂希選手についてやあきらめない先に待っている未来について自身の言葉で綴られています。
バルセロナを極める11の視点 サッカー史上最強のクラブを再考するアンソロジー
戦術・選手・歴史・環境の観点から、11人のスペシャリストたちがFCバルセロナを読み解く。
という名の下に11人のスペシャリストの1人として中村憲剛選手もバルセロナについて語っています。
世界最強クラブ・バルセロナについて掘り下げられた1冊で特に「メッシに異質を感じます。彼は止まっても受けられる」という中村憲剛選手らしいコメントも掲載されています。
心をつなぐボール
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一流のスポーツ選手がみんなの質問にこたえる。
と題してサッカーの面白さやどうやったら上手くなるのか、また思い出のある試合などみんなの質問に答えた中村憲剛選手のサッカーが大好きという気持ちが伝わる一冊です。
また全国学校図書館協議会選定図書にも指定されているのでお子さんにもオススメです。
中村憲剛のスルーパスの極意
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決してエリートではなかった中村憲剛選手が
ちょっとしたコツと意識の持ち方次第でもっと上達できる
方法を実践して
特別な技術や体力がなくてもゴールを生むスルーパスが出せる!
ようになったプレーを本人が解説。
展開力があって視野の広い中村憲剛選手ならではの極意が詰まったサッカーの教科書といった1冊です。
サッカー選手でありながら多くの本の著者でもある中村憲剛選手は、恵まれなかった体型をカバーするために努力と向上心で今の地位を築きました。
もうベテランと呼ばれる年齢になりましたが、これからも川崎フロンターレ不動の司令塔として活躍し続けて欲しいですね。
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