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【JリーグCS】チャンピオンシップはドリブラーに注目!後編

hirobrown

2016/11/23 13:01

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【浦和】WBに揃った実力派&成熟したドリブラーの成功例FW興梠

03_%e8%88%88%e6%a2%a0%e6%85%8e%e4%b8%89経験を経て完成度の高いアタッカーに変貌した興梠。今年のCS全体で最注目の『元・ドリブラー』だ。by Jleague.jp

 そして、サンフレッチェ広島から浦和に”移籍”したミハイロ・ペトロヴィッチ監督の影響で、ウイングバックにドリブラーが揃う浦和。

 今季から加入したMF駒井善成選手はスピードとドリブル突破力では右に出る者はいない選手でしたが、京都サンガでは適性ポジションを見つけられずに器用貧乏のような状態が続きました。しかし今季後半から浦和の右ウイングバックに定着。また、浦和のユース出身のMF関根貴大選手は決してウイングバックが適性かどうかは分かりませんが、そのドリブル突破力とFW顔負けの得点力も備える実力派の若手です。

 ただ、関根選手が下部年代の代表でも定着できないように、浦和を出ればその存在価値が下がってしまう選手が多い部分があるのかもしれません。同様の事はウイングバックというポジションに関してはリーグ最高の選手とも言える広島のMF柏好文選手にも言える事だと思います。

 そんな浦和で注目のドリブラーは元日本代表FW興梠慎三選手。厳密には元ドリブラーかもしれませんが、鵬翔高校時代は「ボールを持ったら相手全員を抜きにかかっているのか?」と思わせるほどの『ドリブル小僧』でしたが、高校卒業後に組織を重視する鹿島に入団。

 それまではトップ下かウイングかも分からない自由奔放なポジションとプレーが売り物でしたが、鹿島で純粋なFWにコンバートされ、そのドリブルを得点という数字やチームの勝利のために使う武器に仕立てあげ、Jリーグ史上唯一のリーグ3連覇にも2トップの1角として貢献。

 2013年から加入した現在の浦和では1トップとして起用され、多彩なMF陣を活かす巧みなポストプレーで緻密な攻撃を最前線で支える完成度の高い選手へと進化と深化を遂げました。鹿島で成長し、浦和で進化した興梠選手は今季J1通算100得点目を挙げました。メモリアルなシーズンを過ごす彼は、今季のCSで最も注目すべき選手でしょう。

ドリブラーのプレーを楽しむために願いたい事

04_%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%b7まだJリーグにはバルセロナでのメッシのように組織が個人を活かす環境はない。by ZIMBIO

 最後に言わせていただきたい事があります。

 こうした魅力的なドリブラー達は、現在のJリーグではまだまだ「組織」が「個人」を活かす事は出来ていません。現在のJリーグでは守備を言い訳のようにする結果しか見ていない監督の戦術的なタスクに黙殺されてしまうか、個人に依存するような使い方しか出来ていません。

 バルセロナでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ選手が周囲に活かし活かされるようなチームの環境はないのです。

 確かに興梠選手のように経験や年齢を経る事によって、ドリブラーはパサーやワンタッチプレーヤーに変身する事はありますが、ワンタッチパサーからドリブラーに変身する事は絶対にありません。

 つまり、ドリブラーは「努力家か天才か?」などという2極論ではなく、先天的な才能からしか生まれ得ない要素が多分にある選手。そうした才能をもっと大事に育ててもらいたいと思います。

 そんな思いを持って、本日から開幕する今季のチャンピオンシップを楽しみましょう!

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