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バロンドール2016を予想する

ぱこぱこ・へめす

2016/11/13 20:00

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リオネル・メッシ

2大スター選手の1人。今年も最終3名にノミネートされることは間違いないでしょう。しかし気がかりなのは昨年に引き続きコパ・アメリカで優勝できなかった点です。ともあれここ10年近くサッカー界を引っ張っている存在です。
そんな若くしてバルセロナの絶対的な存在となり、数々の賞レースを制してきたメッシですが、初めてバロンドールの最終審査まで進んだのは2007年(3位)です。この次の年からクリスティアーノ・ロナウドとメッシによる一騎打ちの形となるのですが、この時のメッシはなんと20歳です。今年バロンドールにノミネートされている選手たちの平均年齢が28.2歳(GK:31.3歳、DF:31.0歳、MF:27.2歳、FW:27.6歳)であることからも際立っているでしょう。最年少のディバラでさえも22歳で、3名に選ばれる可能性は限りなく低いと言わざるを得ません。もちろん彼の技術が素晴らしいことは言うまでもありませんが、今回は外部的要因について簡単に触れておきましょう。

FCバルセロナのブランド力

当然ながらサッカーはチームスポーツであり、チームの成績や相性から個人のプレーを切り離して評価することは非常に困難であります。では彼が所属するバルセロナというチームはどうでしょうか。サッカーを知らない人でさえほとんどが知っている世界のビッグクラブでありますが、昔から常に世界のトップクラスを維持していたわけではありません。

フェラン・ソリアーノ(2003〜2008年FCバルセロナ最高責任者)著の『ゴールは偶然の産物ではない FCバルセロナ流 世界最強マネジメント』によると、彼が2003年に最高責任者に就任した際には、巨額負債を抱え、チームの成績も思わしくありませんでした。しかし「全世界におけるクラブ以上の存在」という理念を抱え、オランダ人のライカールトを監督に迎え、さらにロナウジーニョが加入すると、興奮を与え巧みな試合運びで勝利するチームへと生まれ変わりました。

筆者は小学校に入学した年に2002年日韓ワールドカップが開催されたのですが、そこで活躍しブラジル代表の優勝に貢献したロナウジーニョのプレーに感化され、その後バルサのファンへとなりました。筆者と同様の経験をした方も多くいらっしゃるでしょう。その後ライカールト監督時代は全てを勝ち取った後に低迷し、監督交代へと繋がるのですが、これがサッカー界に多大なる影響を与えることになりました。

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グアルディオラやトゥヘルが信奉するポジションプレーとは何か

ライカールト解任後にバルセロナの監督に就任したのはペップ・グアルディオラ(現マンチェスター・シティ監督)でした。ヨハン・クライフが監督を務めたバルセロナの“ドリームチーム”で“4番”のポジション(ピボーテ、つまりアンカーのポジション)に抜擢された、バルセロナのDNAを受け継いでいる人物。そんなペップが導入した戦術が、とにかくボールを保持すること、ポジショニングで優位性を得ること、ボールを失ったらすぐに奪い返すことです。そしてさらにメッシのための戦術を編み出しました。“偽9番”、すなわち中盤の選手とともにゲームメイクをしつつ、ライン間(DFラインとMFラインの間)をメッシが支配するというものです。
グアルディオラとメッシの出会いを抜きにここ10年のサッカーを語ることはできないですし、あれだけ早くメッシが世界最高のプレーヤーとなれたのはバルサのブランドとともに語られるべきです。

【こぼれ話】カルロス・レシャックとリオネル・メッシ、、、と遠藤保仁

知っている方もいるかと思いますが、メッシがバルセロナに入団した時のエピソードは有名です。人生の転機となったのは、13歳の時に受験し合格したバルセロナの入団テスト。当時の監督カルロス・レシャックは彼のプレーを一目見ただけでその小さな身体に驚くべき才能と将来性が宿っていることを悟り、すぐさま合格を決めたそうです。FCバルセロナは家族揃ってのバルセロナへの移住を条件に治療費を全額負担することを約束し、家族もこれを快諾しました。その時レシャックは、『彼は天才だ。紙ナプキンでも、なんでもいいからサインさせろ』と言ったというエピソードがあります。
そんなレシャックですが、横浜フリューゲルスの監督を務めていた際に、ルーキーの遠藤保仁選手の才能を見出しました。このことは彼の自伝の『自然体』などで読むことができます。

クリスティアーノ・ロナウド

https://twitter.com/Cristiano/status/793551683360059392

メッシと並び、世界最高の選手と名高いロナウド。UEFAチャンピオンズリーグとEURO2016を制覇したことで、今年の最有力候補と言えるでしょう。当然数多くのゴールを決め、ストイックな性格で練習熱心なところなど、素晴らしい選手であることは間違いありませんが、ルックスに優れ多くの広告塔となっている点も個人賞へ少なからず影響があるでしょう。
もう一度言いますが今年の最大の候補です。

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