Shooty

浦和レッズ優勝のためのキーパーソン、サッカー三兄弟の長男坊・高木俊幸選手

扇ガ谷 道房

2016/09/28 22:01

2016/09/29 15:52

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

NEWS

今年のJリーグも余すところ4節(筆者執筆時点)になってしまいました。現時点での第2ステージ首位は浦和レッズ。年間順位でもトップの川崎フロンターレに勝ち点2差で2位につけています。
浦和レッズでは梅崎司選手(以降、梅崎選手と記載)が怪我で長期離脱を強いられた為、攻撃陣で一躍注目されているのが高木俊幸選手(以降、高木選手と記載)です。実は男3人兄弟の長男で、3人共にJリーガーとしても知られています。浦和レッズ優勝の鍵を握る高木選手に注目してみました。

01_高木俊幸
by ツイ速クオリティ

お父さんはプロ野球選手なのに。。

高木豊さん。現在は野球解説者でお馴染みの方ですが、元々はプロ野球大洋ホエールズ(現在の横浜DeNAベイスターズ)の主力選手でした。好走守揃った運動神経抜群の内野選手で、屋敷要選手、加藤博一選手と共にスーパーカートリオと呼ばれていました。この方が浦和レッズの高木選手のお父さんです。
高木家は男子三兄弟の家族で、その長男が高木選手、次男は東京ヴェルディの高木善朗選手、三男も東京ヴェルディの高木大輔選手。
お父さんはプロ野球選手だというのに、高木家の三兄弟は全員がプロサッカー選手の道を歩んでいます。三人のうち一人でも野球の道に進んでも良さそうですよね。
三人は横浜市の出身で、三人揃って東京ヴェルディのジュニアユースに入団して、ユースを経て、トップチームに昇格しています。お父さんはプロ野球選手なのに、高木家三兄弟は三人揃ってサッカーセンスに恵まれた少年だったのです。

02_高木兄弟
by カルチョまとめブログ

兄弟でアベックゴール

2009年に二種登録選手として東京ヴェルディでプロデビューを果たしますが、この年の出場は合計5試合に留まりました。
翌2010年に正式にプロ契約を果たして晴れてJリーガーになります。すぐにレギュラーに定着し、合計25試合に出場して6ゴールを記録しています。
中でも特筆すべき点は、二種登録された弟の善郎選手とのアベックゴールです。兄弟でプロとして同じクラブに所属する事だけでも珍しい事ですが、同じ試合で兄弟がゴールを決めてしまっているのです。つまりアベックゴールという事になります。
この年の9月12日の横浜FC戦が、兄弟アベックゴールを初めて決めたゲームで、その後徳島ヴォルティス戦、ギラヴァンツ北九州戦と、このシーズンで3回もアベックゴールを決めてしまいました。快挙と言えます。

03_高木兄弟
by 2のまとめR

サッカー王国でJ1に昇格

プロ契約し、兄弟でアベックゴールを3回決めた一年のシーズンが終了すると、J1への道が用意されていました。ジュニアユースから慣れ親しんだ東京ヴェルディを離れて、清水エスパルスに移籍することになりました。プロ契約2年目でJ1のクラブに昇格移籍することができたのです。
清水エスパルスは言わずと知れたサッカー王国静岡県の当時J1クラブ。今まで所属していた東京ヴェルディはかつてJ1優勝を果たした経験がありますが、現在はJ2のクラブ。昇格したものの当然スタメンが約束されている訳ではなく、リスクのある移籍でしたが、高木選手は初年度から左ウイングのポジションを勝ち取ります。
在籍4年間で120試合に出場を果たし、合計20得点というゴールを決めました。サッカー王国で着実に成長を遂げました。そして更なるステップアップのチャンスがやって来ます。

04_高木俊幸
by 清水エスパルス

もうひとつのサッカー王国に

静岡と共に日本のサッカー王国と言われているのが埼玉県。その県庁所在地に所在するJリーグ創設からの伝統チームが浦和レッズです。
静岡同様サッカーファンが多い土地柄で、浦和レッズの本拠地は、観客動員数も日本一なら、サポーターのサッカーに対する想いも他のクラブを凌駕する質と熱を持っています。
高木選手は2015年にこの浦和レッズに移籍しました。静岡と埼玉という日本の二大サッカー王国のJ1クラブに所属することになりました。
東京ヴェルディから清水エスパルスへの移籍では、J2からJ1というステップアップ移籍の為、スタメンの座が心配されましたが、見事にポジションを獲得してしまいました。
しかし、アジア王者で世界3位になった事のある浦和レッズにはタレントが勢ぞろいしています。特にオフェンスにはタレントが目白押し。出場する事だけでも至難の業です。高木選手はその至難の業に果敢にチャレンジしたのです。
移籍初年度はやはり出場の壁が厚く、シーズン通算出場は21試合で、得点は2ゴールに留まりました。
超攻撃的なタレントの座を崩すのはやはり至難の業でした。しかも、7月19日の2ndステージ第3節サンフレッチェ広島戦では、自らの突破で獲得したPKを外してしまい、チームの無敗記録を途切れさせてしまう痛恨事がありました。不完全燃焼のシーズンだったと思います。
そして迎えた今シーズン、KLMトリオの活躍は磨きがかかり、ズラタン選手、梅崎選手、駒井善成選手という攻撃的選手と共に、スタメンを狙いながら獲得しきれていない状況は継続します。
ところが、カップ戦でスタメン出場の機会を物にします。9月4日のYBCルヴァンカップ ノックアウトステージ準々決勝ヴィッセル神戸戦でスタメンし2ゴールを挙げます。
折しも、梅崎選手が怪我で今季の出場が絶望的になり、高木選手にチャンスが訪れます。直後のサガン鳥栖戦から3戦連続でスタメン出場。そして直近のサンフレッチェ広島戦では、ダメ押しの3点目を挙げて勝利に貢献しました。
昨年のサンフレッチェ広島戦でのPKミスという屈辱を自らのゴールで晴らしたのです。今浦和レッズで最も調子を上げているのが高木選手と言えます。

05_高木俊幸
by ウレぴあ総研

浦和レッズはここ数年、上位にいながら終盤失速しタイトルを逃し続けています。今シーズンは残り4節。これからが正念場です。
現在最も乗っている攻撃的選手である高木選手は、間違いなく浦和レッズ優勝の為のキーパーソンと言えます。
注目して下さい!

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう