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明治大学から又もや逸材。リオ五輪代表FC東京の室谷成選手、怪我を克服しJ1デビュー!

扇ガ谷 道房

2016/07/11 23:20

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リオデジャネイロオリンピック(以降リオ五輪と記載)のサッカー日本代表選手が発表され、いよいよ本番ムードが高まっています。
代表決定するまでは多くの選手が起用されてきましたが、オーバーエイジ枠で3人選出されていることもあって、本来のU23世代から選出されたのは僅かに15名だけ。
その狭き門を突破して代表入りした選手の中に、今年の2月に足を骨折して手術をしたのにもかかわらず選出された不屈の選手がいるのです。
その人の名前は室谷成選手(以降、室谷選手と記載)。今年FC東京に加入したばかりの現役大学生Jリーガーです。

01_室屋成
by CYCLE

U17から常に日本代表選手

室谷選手は1994年4月に大阪で生まれます。地元のサッカー少年団でサッカーを始め、何と現在オーストリアのレッドブル・ザルツブルクに所属する南野拓実選手と同じチームで切磋琢磨していたそうです。
高校の時に大阪を離れ青森山田高校に進学します。全国高校選手権に出場した事で次第に室谷選手は注目を集めることになりました。
高校卒業時はJリーグクラブからのオファーを断って、明治大学に進学しサッカー部に所属します。明治大学は有名サッカー選手を数多く輩出している名門大学ですが、現在日本代表で左SBに定着している長友佑都選手の存在が、同じSBの室谷選手には明治大学進学の決め手になった様です。それはSBの育成に定評があるからという評価だったそうです。
高校生時代のU17から常に日本代表に選出され続け、今年1月に行われたリオ五輪出場権をかけたAFC U23選手権に1ゲームを除いた全ゲームにフル出場し、見事優勝してリオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得することに貢献しました。
所属チームで華々しい優勝経験は無いものの、ユース世代から常に日本代表に選出され続けた事でもおわかりの通り、優秀なサッカー選手と言えます。

02_室屋成
by サッカー CRCES NET

現役大学生Jリーガーに

高校卒業時にはJリーグクラブからのオファーを断った室谷選手でしたが、AFC U23選手権優勝後にJ1のFC東京に加入します。
実は既に2015年4月にFC東京の特別指定選手に登録されており、大学生としてJリーグクラブでトレーニングを開始していました。
高校から明治大学に進学したのも、明治大学からFC東京に加入したのも、図らずも長友選手と全く同じ道のりを歩んでいます。

03_室屋成
by SOCCER KING

サッカー人生初の大試練/h2>

AFC U23選手権に優勝し、FC東京に入団。直近の目標はU23代表メンバーに継続して選出されてリオ五輪に出場する事だったでしょう。
ところが不運な事に、この2月にFC東京での練習中に左足の第5中足骨基部骨折という重症を負ってしまいます。そしてすぐに手術をしたのですが、診断の結果は全治3か月。
リオ五輪まで余す所半年。完治した後にリハビリを行い、サッカーができる状態に戻し、実戦に戻るまでの時間を考えると半年というのは余りに短い時間でした。オリンピックに間に合うのかというのが一番の問題でした。
しかし、室谷選手は怪我を克服し、短期間でサッカーができる状態に戻して来ました。手術が成功した事も当然あったと思いますが、不屈の精神力とフィジカルの強さがあってのことだと思います。
そして6月10日のJ3第12節の藤枝MYFC戦で怪我から復帰後初めてベンチメンバーに入り、途中出場でJリーグデビューを果たします。短期間で見事に復帰を果たします。
その後、6月29日に行われたキリンチャレンジカップのU23日本代表対U23南アフリカ代表戦のメンバーに入り、フル出場を果たすと共にチームに大きく貢献しました。
後は二日後のリオデジャネイロオリンピック日本代表の15人に選ばれるかどうかでした。

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by YouTube

リオデジャネイロオリンピック日本代表に選出

運命の2016年7月1日、室谷選手は晴れてリオデジャネイロオリンピック日本代表に選出されました。怪我をした時に絶望視されたオリンピックの代表に見事に選ばれたのです。本当に見事な復活でした。
リオ五輪日本代表には、藤春選手と塩谷選手というOA枠のDFの選手が二人含まれているので、本番で出場できるのかという壁がまだありますが、室谷選手ならはねのけてスタメン出場してくれるのではないでしょうか。
室谷選手の特徴は、左右どちらのSBもできる能力があるということです。SBというのはディフェンスの選手ですが、防御だけでなく戦術的にサイドから前線に駆け上がって攻撃参加し、クロスを供給する役目を負っています。左右どちらのSBもできるということは、左右両足で精度の高いクロスを上げる能力があるということです。
利き足は右足ですから右SBが本職ですが、左SBで起用されても高い制度のクロスを上げる能力があるのが魅力です。そして、大学とFC東京の先輩でもある長友選手に通じる豊富な運動量とタフな身体能力があります。
尚且つ、アスリートらしいストイックな面持ちのフェイスも、とても精悍で男らしい魅力に満ちています。リオデジャネイロオリンピックで大活躍して、大ブレークする気配があります。

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by トーキョーワッショイ!

オリンピックというのはプロサッカー選手にとってはゴールではないかもしれません。ですが、この代表に選ばれるのはプロサッカー選手の中でも僅かな選手ですし、この場所で活躍することは今後のサッカー人生を切り開く上で、とても貴重な時と場所になるはずです。
チームとしての結果がどうなるのかも楽しみですが、U23世代の選手達が世界の舞台でどんなプレイを見せてくれるのか、オリンピックサッカーはW杯とは違った楽しみがあります。
そして室谷選手はこの大会で抜け出す気配を筆者は感じています。是非室谷選手というSBの選手のリオデジャネイロオリンピックでの活躍に注目してみてください。

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