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岡崎慎司のレスターが引き起こすマネードリーム!優勝したら5,000倍?!

扇ガ谷 道房

2016/02/17 22:05

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ロンドン証券取引所に上場されているウィリアムヒル。イギリス最大のブックメーカーの名前です。ブックメーカーとは合法的な賭け事屋の事を言います。ブックメーカーの仕組みは簡単で、ブックメーカー自身がある事柄についてのオッズ(倍率)を決めます。このオッズを唯一の判断尺度に、購入者は賭けます。たったのこれだけ。

そのウィリアムヒルが、日本代表の岡崎慎司選手が所属するレスター・シティFC(以降レスターと記載)のプレミア・リーグでの優勝可能性についてとんでもないオッズをつけているのですが、レスターの今シーズンの活躍によって、このオッズが大きな波紋を広げています。どういうことでしょうか?

レスターオッズ1
by ブックメーカー情報局

レスターのナウ・アンド・ゼン

そもそもレスターは現在プレミア・リーグに所属するサッカーチームですが、昨年11シーズン振りにプレミア・リーグに昇格したばかりで、それまでは下部リーグに定着しているクラブでした。

昨年のシーズンも奇跡の大逆転で何とか降格を免れたという状態でした。ところがです、今シーズンは筆者がこの記事を書いている現在時点で、プレミア・リーグのトップを維持しているんです。

昨年のリーグ終盤戦も奇跡的でしたが、今期のこの活躍は信じがたい程の奇跡的と言えます。その最大の功労者はFWのジェイミー・ヴァーディの活躍です。並み居るスター選手を押しのけて、現時点で得点王。チーム同様に予想できなかった大活躍なんです。この件については、昨年12月19日の筆者の記事にまとめていますので、是非お読み下さい。

今シーズン、マインツからレスターに移籍した岡崎選手も活躍しています。ヴァーディの影に隠れた存在に見えるものの、献身的に相手のスペースを潰して、ヴァーディとの2トップを構成して勝利に貢献しています。

さて、冒頭のブックメーカーのお話に戻りますが、今シーズンを迎える前の状況から、レスターには多くの人々から注目を浴びる存在ではなかったわけです。ですから、ブックメーカーもこぞって極めて高いオッズをつけたわけです。オッズが高い倍率というのは、優勝の可能性が低いという意味です。

レスターオッズ2
by ロイター

開幕前の信じがたい倍率

今シーズン前の評価からすれば、ブックメーカーがレスターの優勝可能性について高いオッズをつけるのは理解の範囲内です。それ位レスターが優勝に絡むとはほとんどのブックメーカーが予想していませんでした。

ではウィリアムヒルが何倍のオッズをつけていたのかというと5001倍。このオッズがどういう意味を持つのかというと、昨年ラグビーWカップで優勝候補と言われた南アフリカを世紀の番狂わせで破った日本代表の優勝可能性オッズが1001倍でした。ですから、レスターの優勝可能性オッズは極めて高いと言えます。開幕前はレスターが優勝する可能性なんて無いと誰しもが思っていたのです。

ところがどっこい、今シーズンが始まるとレスターは予想に反して善戦し、何と第13節には初の首位に上り詰めます。そしてアーセナルと熾烈な首位争いをしながら、現時点まで首位の座守り続けているのです。

となると気になるのは、5001倍というオッズのレスターに賭けた人数は何人いるのかということです。その人数はやはり少なくて僅か12人と言われています。このままレスターがプレミア・リーグを制することになると、この12人の手にはブックメーカー史上最高額の払い戻し金が支払われる事になるのです。

まだシーズン途中ですから、結果がどうなるのかはお楽しみですが、サッカーのゲームそのものを楽しむ以外にも、イギリスにおいてはブックメーカーの存在が、サッカーを楽しくさせてくれているようです。

レスターオッズ3
by ギャンブラー2ちゃんねるまとめNews

年俸でも破格のレスター

ブックメーカーのオッズも破格なら、レスターの選手の年俸も破格です。それは破格に高額という意味ではなくて、まるで反対の意味なんです。

ヨーロッパの主要リーグのサッカー・クラブに所属する選手の年俸は日本では考えられない程破格です。ましてやプレミア・リーグのトップ・クラスのクラブに所属する選手となれば、それは感覚がわからない程に高額です。

ところが、数年前まで下部リーグに定着していたレスターは、現時点でプレミア・リーグの首位とはいえ、優勝を争っている伝統的ビッグ・クラブと比較すると、かなりの低予算で選手を獲得しているのです。

例えば、主力20選手の獲得に要した移籍金は5440万ポンド(約88億円)。一人当たりにすると約4億円なんですから、低予算と言えどもJリーガーに比べたらとても高額です。それでもレスターの20人の獲得資金額は、昨年ボルフスブルクからマンチェスター・シティに移籍したMFケビン・デ・ブルイネ選手一人の移籍金とほぼ同じ金額なんです。

合計金額で見ると、トッテナムは約261億円、アーセナルは約409億円、マンチェスター・シティは何と約680億円なんです。破格の金額に驚くばかりですよね。

こういう資金環境の中では、現時点で首位のレスターの資金額は、とても慎ましく見えます。とかく潤沢な資金力で選手を補強しリーグを戦うプレミア・リーグのクラブの中にあって、レスターは費用効果が最も高い形で実力を発揮できている効果的なチームであると言えます。判官贔屓をするならこのレスターと言えるのではないでしょうか。

レスターオッズ4
by スパねこ

いわばレスターが引き起こすマネードリーム。優勝の可能性は如何に!今シーズンのプレミア・リーグはサッカー以外も注目です。

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