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チーム一丸で悲願成就へ 2019年、水戸ホーリーホックの強さとは

佐藤文孝

2019/07/27 19:36

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7月22日の水戸ホーリーホック対FC琉球戦、前半に二度のコーナーキックを得点に繋げ、後半にも追加点を挙げて3-1で勝利を挙げ、前節の長崎戦に続き連勝を飾った。チームを率いて2年目となる長谷部重利監督は試合後、「チームは良い盛り上がりを見せている。スタンドも良い盛り上がりを作っていただいている。」と語った。試合内容を振り返りながら、現在のJ2リーグにおける水戸の好調ぶりをそのまま表現しているようにも感じられた。この勝利で3位に浮上、自動昇格圏内に勝ち点差1に迫るなど、後半戦を迎えても上位で揺るぎない自信を裏付けとした戦いぶりを発揮している。

■高い完成度で群を抜く安定感

開幕から12試合負けなしを記録、首位を快走するなど、例年には無いほどの完成度を披露している今季の水戸ホーリーホック。チーム最多得点数は黒川敦史、清水慎太郎の4ゴールと、突出した活躍をみせる選手はいないものの、戦いぶりの特徴として、攻守の切り替えをシンプルに行い、連動した動きの中で一気に相手ゴールに迫る戦術を徹底している。また、リーグ2位の失点数に表れているように、水戸の伝統とも言える堅守がここまで安定感を保っており、「負けない強さ」を披露するとともに、接戦を尽く勝ちきってきている印象だ。

■新戦力と共に後半戦へ

シーズンを通して連敗も無く、ここ5試合でもすべてのゲームで勝ち点を拾うなど、夏場の戦いでも相変わらずのしぶとさをみせており、さらに今月にはジュビロから22歳以下日本代表の小川航基、セレッソ大阪から福満隆貴を獲得、攻撃にもさらなる厚みが加わった。琉球戦では早速、両プレイヤーが途中出場し勝利に貢献している。また、小川は得点を決めるなど若きストライカーの「挨拶代り」のパフォーマンスをみせつけ、昇格争いの中でこの上なく頼もしい存在となっていくことは間違いないだろう。

2部制導入2年目となる2000年にJFLより昇格を果たし、以降「J2の門番」として存在感を示し続けてきた水戸ホーリーホック。今後、シーズン最終盤まで昇格争いが熾烈を極めるであろう戦いの中、チーム全体が躍動するここまでのサッカーはよりポテンシャルを発揮していく気がしてならない。悲願でもある「J1昇格」、今季はクラブ史上最大のチャンスであり、J2全体を見渡してみても、最も可能性を感じさせている。

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