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【To Dare Is To Do】トッテナムのチャンピオンズリーグファイナル進出が如何に偉業なことなのかを語る

footidiota

2019/05/10 07:30

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奇跡とは2日連続でやってくるものなのか

私は問いたい。

5/8のチャンピオンズリーグセミファイナル2nd Legリヴァプールvsバルセロナでは1st Legの結果から劣勢と見られたリヴァプールが3点差をひっくり返し大逆転勝利でメトロポリターノへと駒を進めた。

そして今日、セミファイナルもう1つの試合、アヤックスvsトッテナムの2nd Legがヨハンクライフアレーナで行われた。

1st Legでアウェイながらも0-1で勝利を持ち帰ったアヤックスがホームでも圧倒して勝利し、リヴァプールと対戦するだろうと誰もが思っていた。

しかし、そんな大方の予想はまたしてもたった一晩の間に玉砕されてしまった。

この試合勝利したのはトッテナム。劇的な逆転劇を見せてファイナル進出を決める結果となり、6/1にメトロポリターノでリヴァプールとビッグイヤーをかけて対戦することが確定した。

今回このトッテナムのファイナル進出がどれほど偉業であるのかをご紹介したいと思う。

併せて読みたい→リヴァプールのチャンピオンズリーグファイナル進出が如何に偉業なことなのかを語る

3点差からの逆転

1st Legでは0-1と勝利、2nd Leg前半終了時点で2-0とアグリゲートスコアで3点差をつけていたアヤックス。特に2点目となるジエフのゴールは完全にトッテナムの右サイドを崩しての得点だったため、試合を決定づけるゴールのように見えた。

この時点でアヤックスのファイナル進出を各メディアも報じており、大手ブックメーカーサイトであるBet365も前半のうちに2nd LegのFullTimeResultを締め切りユーザーにキャッシュバックしていた。

しかし、それでもトッテナムは諦めなかった。後半の45分に少ない可能性に賭けて様々な策を打ち、見事3得点をあげてアウェイゴールの差で勝ち上がることに成功した。

野戦病院化した中、主力不在をカバーリングできたチーム戦術

満身創痍のシーズンを終盤過ごしてきたトッテナム。

もちろんチャンピオンズリーグだけでなく、プレミアリーグにおいても苦戦を強いられてきたことは紛れもない事実である。

4月に入ってからこの試合まで、トッテナムは「10試合中4勝6敗」と珍しく負け越していた。

更に直近公式戦は「3連敗かつ無得点」と重病にかかった状態でアヤックス戦に臨むことになった。

主な理由は「主力の負傷」と「今シーズン補強しなかったこと」だ。

ハリー・ケイン、ハリー・ウィンクスなどトッテナムのキーマンになる主力メンバーが負傷により不在、更には新戦力がいない中でのローテーションは現有戦力への疲労としてのしかかるようになりチーム全体に不穏な空気が流れつつあった。

しかしポチェッティーノはこの試合に勝機があると誰よりも確信していた。

後半開始に際し、中盤のワニアマを下げ長身FWジョレンテと投入。

「パスでつなぐ」前半の戦術から、「ロングボールでジョレンテを起点にする」戦術にガラリとシフトさせた。

ジョレンテを起点にボールを展開し、彼を衛星的に動き回るルーカスモウラやアリにチャンスメイクさせることで、徐々にアヤックスのディフェンスラインを混乱させていった。

勝利を呼び込んだ3点目は上記に挙げた3選手が見事にボールをつないでゴールまで運んだ。現有戦力で最大値を算出するポチェッティーノの奇策を伺える一例だ。

この試合だけでなく、ラウンド8ととなるマンチェスターシティ戦でも似たケースがあり、2nd Legの前半シソコが負傷交代することになったが、ポチェッティーノはシソコと同じ中盤の選手を起用せず、ジョレンテを投入して選手配置や動き出しなどの微調整をし現地メディアを驚かせた。

こうした「勝利にこだわる姿勢」が今回の大逆転劇を繰り広げた所以になっている。

ちなみにジョレンテはこの試合の後半だけで「17回の空中戦の内13回」に勝利している。

後半何度もジョレンテとアヤックスDFのブリントが競り合うシーンが多く、195cmのジョレンテvs180cmのブリントではジョレンテに分がある格好となった。

アヤックスは空中戦には弱いブリントを狙われたことが後半後手に回った大きな要因になっている。

その証拠にブリントは後半6度もあった空中戦にすべて競り負けたというデータが記録されてしまった。

クラブ史上初となるチャンピオンズリーグファイナル進出

この勝利によって、トッテナムはクラブ史上初となるチャンピオンズリーグファイナル進出を決めるクラブにとって歴史的な1日になった。

かつての最高成績は10/11シーズンのベスト8。

あれから8年。

2014年にポチェッティーノを指揮官として迎え入れてから、プレミアリーグの強豪に競り勝つようになり着々と成長を遂げたトッテナムは目の前に立ちはだかるヨーロッパの壁を上りきる寸前までやってきた。

ファイナルは「トッテナムvsリヴァプール」

イングランド勢同士のチャンピオンズリーグファイナルは07/08シーズン(ユナイテッドvsチェルシー)以来の11シーズンぶりになるとのこと。

この試合もPK戦に縺れ込む手に汗握る熱戦となった。今回もそんな熱戦を期待しよう。

日程もリーグ最終節からかなり時間の空いた6/1であることから、プレミアリーグ特有の過密日程からも開放され、負傷離脱中の選手の合流も期待される。

トッテナムとリヴァプールにとっては5/12の最終節以降は恵みの期間となるだろう。

コンディション万全の状態で最高の90分になることを心から願いたい。

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