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<アジア大会ウイニングイレブン>劇的逆転で金メダル、日本対イラン決勝戦マッチレポート

vamola

2018/09/04 00:56

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ジャカルタ・アジア大会において、9月1日にデモンストレーション競技、サッカーゲーム「ウイニングイレブン」の試合が行われた。日本からは金メダル候補である杉村直紀(SOFIA)選手と相原翼(レバ)選手の2名が出場した。グループリーグ3試合、ノックアウトステージ(準決勝)といずれも負けなし、2セット先取のストレート勝ちで決勝に進出。見事に金メダルを獲得した。イランとの決勝は波乱の展開もあり、まさに激戦に継ぐ激戦。そんな日本人選手の奮闘をお伝えする。

第1ゲーム前

 まずは、キックオフを前にコーチが握手を交わした。日本からは杉村選手が出場。確実に先取するため、グループリーグから決勝まで、第1ゲームは実績のある杉村選手が務めた。対するはイランのハッサン選手。両者ともチームはアーセナルを選択。同じチームが選択されたため、ルールに基づきコイントスが行われた。結果、日本はバルセロナを選択、イランがアーセナルを使用した。日本はCFを2トップとした4-4-2という陣形。攻守ともにバランスの取れたフォーメーション。一方のイランは、CFを2枚に右ウィングを配置した変形型3トップ。中央突破を意識した攻撃的陣形。

第1ゲーム前半

 ハッサン選手のキックオフから試合は開始された。すると、開始早々4分、ハッサン選手がペナルティエリア内に深く進入。一度、サイドにボールを回すと、三角形を意識したパス回しからシュート。見事なゴール決め、先制弾となった。その後もしばらく、ハッサン選手の時間が続いた。杉村選手が必死に対応するも、前半36分にはハッサン選手が美しい軌道を描いたループシュートを放った。キーパーの頭上を越えたボールは、ゴールに吸い込まれた。終始ハッサン選手のペースで、杉村選手の2点ビハインドまま前半は終了。

第1ゲーム後半

 後半は杉村選手からのキックオフで開始。後半早々、杉村選手がフォーメーションを変更した。CFを2枚にトップ下という、杉村選手がよく使用する攻撃型の陣形。すると、変更直後の49分、杉村選手がスルーパスから中央を切り裂きシュート。ゴールを決めて1点を返した。フォーメーション変更後は杉村選手の流れとなり、何度も絶好機があったもののゴールならず。しかし、見事な対応力を見せ、次第にハッサン選手の流れになっていった。後半75分には、ハッサン選手が中央後方からの大きなフライスルーパスをダイレクトにボレー。これが、第1ゲームの決勝点となってしまった。直後に両者ともフォーメーションを変更すると、杉村選手の流れとなり、絶好機が何度もあったが得点には到らなかった。ハッサン選手の手堅い守備が上回った。結果、1-3のまま第1ゲームが終了した。試合後、杉村選手の相当に落ち込んだ様子が見られた。

(写真:第1試合に勝利した直後のイラン代表選手たち)

第2ゲーム前

 2v2となる第2ゲームも、第1ゲームと同様に両者ともリバプールを選択。同じチームが選択されたため、再びコイントスが行われた。結果、日本がリバプールを使用、イランがバルセロナを選択した。日本は4-3-3と3トップでありながら、中盤はOMFを1枚にCMFを2枚と、攻守にバランスの取れた陣形。一方のイランは、CFを1枚にトップ下を2枚という、変形型3トップ。中盤を上げ、ディフェンスを下げる縦長の陣形。試合開始を待つ間、杉村選手の姿からは前戦の敗北や緊張のためか、腹部を気にする仕草も見られた。

第2ゲーム前半

 イランからのキックオフで試合は開始された。開始早々3分、フライスルーパスから相原選手が鋭いドリブルでディフェンスをかわしてシュート。斜め方向に突き刺さるようなゴールを決め先制。どの後は一進一退の攻防となり、互いに絶好機があったものの得点には到らず。日本が1点リードのまま前半を終えた。

第2ゲーム後半

 後半は日本からのキックオフで開始。前半同様、一進一退の攻防が続いた。後半54分、スルーパスから杉村選手が抜け出し2点目。これが決勝ゴールとなった。これで日本が試合の流れを引き寄せる。イランは堪らず、4トップにフォーメーションを変更した。イランも善戦するが、日本がリードを守り2-0で第2ゲームを勝利した。

(写真:得点を決め、ガッツポーズをして喜ぶ日本代表選手たち)

第3ゲーム前

 第3ゲームはいよいよ相原選手の登場となった。準決勝まで2ゲーム先取で勝ち進んできたため、相原選手のアジア大会における1v1は、この試合が初となる。対するはイランのレザ選手。日本がアーセナルを選択。イランがリバプールを選択。日本はCFとトップ下を2トップとする4-4-2という陣形。攻守ともに非常にバランスの取れたフォーメーション。一方のイランは、CFを2枚に右ウィングを配置した変形型3トップ。中央突破を意識した攻撃的陣形。

第3ゲーム前半

 前半はレザ選手からのキックオフで開始された。第2ゲームからの勢いのまま、相原選手が相手ゴールを何度も強襲。入ってもおかしくない絶好機を4回も迎えながら、得点には到らず。なおも、相原選手が試合の流れを掴んでいた。ところが、33分にレザ選手がスルーパスからの抜け出しでシュート。先制点を許してしまう。しかし、その直後38分には、相原選手がコーナーキックからのヘディングで同点弾を決める。その後は膠着状態が続き、ドローのまま前半が終了した。

第3ゲーム後半

 前半は相原選手からのキックオフで開始された。後半に入っても、しばらくは一進一退の膠着状態が続いた。試合が動いたのは57分。相原選手が左サイドからペナルティエリア内へ進入。ミラクルなドリブルでディフェンダーとキーパーをかわしシュート。逆転ゴールを決めた。75分にはレザ選手が、サイドからのパスを受け、ペナルティエリア内のスペースを横パスで繋いでシュート。レザ選手が意地の同点弾を決めた。直後の79分、相原選手が同じくペナルティエリア内の横パスからシュート。相原選手が再逆転となるゴールを決め、これが決勝点となった。残すところ10分足らずとなり、相原選手は敵陣内のラインギリギリのところでボールを保持。コーナーキックやスローインを誘い、時間を稼いだ。そのまま試合は終了となり日本の金メダル獲得が決まった。相原選手は第2ゲームに勝った余勢を駆って、熾烈な乱打戦を制したことになる。

(写真:アジア大会eスポーツ競技で初めて、日の丸が中央に掲げられた)

(文●fanatic wilkinson’s)
(転載元&編集●VAMOLA eFootball News編集部)

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