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To become the No.1 Club in Asia!2018年のヴィッセル神戸展望

Dr.Wildcat

2018/01/20 15:16

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NEWS

Jリーグ各チームの移籍動向が活発になり、連日新体制発表も行われる中で昨日1月19日(金)にヴィッセル神戸も新加入発表記者会見を実施し、本格的にチームが動き出していくこととなった。

とかく昨シーズンは開幕前から元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ獲得を発表するなど、リーグの話題を独占するニュースを多くリリースしていたが、今季はどのようなクラブとなっていくのか?
現状の様々な情報を整理し展望をまとめていく。

サポーターは悲喜こもごもとなった移籍動向

現時点での移籍情報は1月19日現在で以下の通りである。

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IN(新加入)
野田 樹[ ←FC今治/期限付き移籍期間満了により復帰 ]
那須 大亮[ ←浦和 ]
チョン ウヨン[ ←重慶力帆FC(中国) ]
三田 啓貴[ ←仙台 ]
ウェリントン[ ←福岡 ]
荻 晃太[ ←名古屋 ]
佐々木 大樹[ ←ヴィッセル神戸U-18 ]
郷家 友太[ ←青森山田高校 ]
宮 大樹[ ←びわこ成蹊スポーツ大学 ]

OUT(放出)
田中 英雄[ →未確定 ]
向井 章人[ →MIOびわこ滋賀/期限付き移籍 ]
高橋 秀人[ →鳥栖 ]
ウエスクレイ[ →Ceara(ブラジル)/期限付き移籍 ]
山口 真司[ →大分/期限付き移籍 ]
小林 成豪[ →山形/期限付き移籍 ]
東 隼也[ →福島/期限付き移籍 ]
松村 亮[ →長野 ]
大森 晃太郎[ →FC東京 ]
徳重 健太[ →長崎 ]
岩波 拓也[ →浦和 ]
ニウトン[ →未確定 ]
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以前よりヴィッセル神戸はスクラップ・アンド・ビルドを繰り返し、血の入れ替えは積極的に行うクラブという印象がある。
今年も結果としてベテランから若手まで多くの血の入替が起こっている。

ただ今季は放出が予想より多いという印象がある。

チーム全体を見るとそれほど戦力ダウンは起こっていないだろうが、昨シーズン随所で活躍したニウトンや、チーム3位のゴール数を記録した大森晃太郎。
ヴィッセルをよく知るベテランの徳重健太、田中英雄、元日本代表の高橋秀人など、神戸サポーターを心配させるレベルで多くの実力者が去った。

何よりも衝撃を与えたのは、岩波拓也の放出であろう。
地元・神戸市出身でジュニアユースからトップまで昇格し、一昨年のリオデジャネイロ五輪U-23日本代表にも選出された生え抜きDFが、ACL王者浦和レッズへ完全移籍することとなった。

ただ、加入の方に目を向けるとビッグネームこそ少ないが的確な補強を行っているとも言える。
DFとしては、浦和レッズより大ベテランの那須大亮を補強。
FWには福岡の点取り屋ウェリントンを獲得し、今季も若干攻撃過多な印象は否めないが彼がどう入り込んでくるかは見ものである。

何よりも大きいのは、韓国代表チョン・ウヨンの獲得ではないだろうか。昨季の神戸のウィークポイントはパサー不在であったと考えている。それは試合を追うごとに顕著となっており、前線が非常に豪華な中でパスを的確に供給できる存在がいなかったのである。

そのポジションにパス、時にはミドルシュートで相手を驚かせられる彼が加入したのは大きい。
ヴィッセル神戸ではかつてキャプテンを務めたこともあり、Jをよく知る彼ならばチームの大きなアクセントとなることを期待している。

本格的な船出となる吉田孝行監督

吉田孝行氏が監督として続投したのはポジティブにとらえている。
昨季はJでも多くの結果を残した名将・ネルシーニョ前監督が解任され、8月にヘッドコーチから昇格し暫定監督として指揮を取った。

監督経験が無い中でシーズン途中からチームをまとめていくのは容易ではなく、ましてや、ポドルスキというワールドクラスのスーパースターを獲得した矢先であったため、上位に食らいつくという命題のなかで火中の栗を拾うものであったかもしれない。

結果として、リーグ9位、ルヴァンカップベスト8、天皇杯ベスト4と初陣としてはまずまずの内容となり一定の評価は与えられるべきかと考える。

ヘッドコーチには浦和レッズの監督として2007年にACLを獲得するなど、Jクラブでも多くのタイトルを獲得したゲルト・エンゲルス氏を招聘。

フロントも、クラブOBの元日本代表三浦淳宏氏がスポーツダイレクターに就任し、積極的に現場とコミュニケーションを取る仕組みを構築。
練習場であるいぶきの森球技場(神戸市西区)も改修されハード面での強化も進んでおり、暫定という肩書が名実ともに外れた吉田監督の手腕にも注目である。

眠れるポルディをはじめ攻撃陣の活性化は急務

ここまで、移籍情報や吉田監督といった角度から今季の動向を見てきたが、やはり、ルーカス・ポドルスキはじめJ屈指の攻撃陣の覚醒が何よりも重要であろう。

昨季鳴り物入りで加入したドイツ代表の10番は、公式デビュー戦で2ゴールとサポーターにその名に違わぬ衝撃を与えたがその後は適応に苦しんだ。

ストライカーとして彼が活きるのは明白なのだが、チーム事情からゲームメーカーに徹さなけばならない場面も多く、それに伴ってラインを下げてしまうことでなかなか得点に絡めない部分が多く見られた。

今季の攻撃陣は、主将・渡邉千真、ハーフナー・マイク、田中順也、小川慶治朗、大槻周平に新加入のウェリントン、怪我で長期離脱中の一昨年の得点王レアンドロと非常に豪華な中で、ゴールに飢えているサポーターの期待は大きい。

彼らにいかにパスを供給するか?ヴィッセル初タイトルへの鍵は攻撃陣の活性化にある。
具体的な戦術面はまた今後明らかになってくるだろうが、今季のヴィッセル神戸に攻撃陣に期待したい。

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