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京都サンガをPRする2人の女子大学生PRサンガキャンパス隊 対談インタビュー

Kai Kadomatsu

2018/03/02 11:55

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NEWS

Jリーグの抱える大きな問題の一つが、新しいファンやサポーターの開拓だ。

各クラブが様々なプロモーションや広報によって現状打破を試みるが、関西の名門クラブ・京都サンガF.C.は京都に住む2人の女子大学生と共にクラブの発展を試みている。

今回はその2人の女子大学生に京都サンガF.C.の魅力について、サッカー観戦のポイントについて伺った。

ゲスト

武田彩佳-立命館大学法学部4回生。岡山県出身。ミスキャンパス立命館2014準グランプリ。

青木美奈実-同志社大学経済学部3回生。愛媛県出身。ミスキャンパス同志社2016グランプリ。

©️Shooty

大学生PRサンガキャンパス隊の活動

——宜しくお願いします。大学生PRサンガキャンパス隊として、どのような活動をされているのですか?

(武田) 活動の目的としては、大学生の目線でサッカー、京都サンガの魅力を発信していこうというものです。具体的にはホームゲームのイベントの司会やSNSでの情報発信、グッズの販売などを行っています。

——なるほど、そうなんですね。武田さんがキャンパス隊をされるきっかけは何だったのですか?

(武田) 大学1年生の時に、ミスキャンパスに出場していて、その活動でサンガのイベントに参加する機会がありました。そこでサンガに関わっていきたい気持ちが出てきて、タイミングよくキャンパス隊が設立されるという話を聞いたので、務めさせてもらうことになりました。

——青木さんはどのようなきっかけですか?

(青木) 私は過去にキャンパス隊をされていた大学の先輩が誘って下さったことがきっかけです。私もミスキャンパスに出場していた時に、サンガのイベントに参加する機会があって、興味を持ちました。

——2人とも学外の活動にも積極的に参加されているんですよね。特に武田さんは3年間どのようなモチベーションで活動されていましたか?毎年関わって行く中で、サンガへの想いが強くなっていったかんじですか?

(武田) 本当にその通りで毎年想いが強くなりましたね!

(青木) 彩佳さんのサンガ愛すごい伝わってきますもん(笑)

(武田) キャンパス隊として活動を始めた頃は私の発信力もまだまだだったんですけど、3年目を迎えて本当に多くの方が私の発信を受けとってくれているんだなと実感しています。

——サポーターの方々との距離感をどう感じてますか?

(武田) 最初はコアなファンしか私を知ってなかったと思うんです。だから、コアなファンの人とはめっちゃ仲良しです。よく分からない存在だった時から喋りかけてくれてきたので・・・最近はちょっとサンガが好きな人やちょっとサッカーファンの人でも話しかけてくださるので、認知度は上がっていますね。すごく良い距離感を保てていると思いますよ。

——そうなんですね。ツイッターも拝見させてもらいましたが、本当に多くのサンガサポーターの方々からリスペクトされているのが分かりました。青木さんは地元愛媛にいた頃からサッカーに興味はあったのですか?

(青木) いや、それが全くなかったんです。私のサッカーの入り口がサンガです。今はサンガだけが大好きですよ。

——2人のサンガ愛すごい伝わってきました(笑)武田さんは元々スポーツ観戦は好きでしたか?

(武田) 私も好きではありませんでした。父がサッカーが好きなので、テレビでついていたら見るくらいでしたね。でも、初めて生でサンガを見た時はすごく楽しかったです。

サッカー観戦の楽しみ方

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——2人ともスポーツ、サッカーに対して、それほど興味があった訳ではないんですね。今のJリーグは新たな層のファン獲得を目指していますよね。2人から見て新たな女性ファンを増やしていくために、どういうところをスタジアムに観に来て欲しいなどはありますか?

(青木) スタジアムの雰囲気を感じて欲しいです。ファン、サポーターの方々がこんなにも必死に応援しているんだと、それに応援するって楽しいんですよ!点が入って喜んだり、決められて悲しんだりっていう気持ちを共有できるのはすごく楽しいです!やっぱりスタジアムで生で見てほしいです。

(武田) 毎週末スタジアムに行くっていう習慣、楽しみができるのが、すごく大きいですよね。試合は2時間ですけど、それ以外の時間でイベントをやっていたりするんですよ。サンガだと、女子向けのイベントでネイルができたり、スイーツが食べられたりするんです。チケット代は試合を見るためだけのものではないんですよね!

(青木) それにスタジアムグルメも楽しめますもんね!選手がプロデュースしたフードが楽しめるのも楽しいです。インスタに投稿したくなります!

——女性ならではの考えですね!女性ファンを増やすために、他に何か良い案はありますか?

(武田) やっぱりイケメン選手に注目すると楽しいかもしれないですね(笑)毎年Jリーグでイケメン選手をランキングにする投票をやっていて、それに参加するのも女性ならではの楽しみ方ですね。

(青木) 後は亀岡にできる新スタジアムにも注目してほしいです。球技専用スタジアムだと臨場感も違うと思います。

——球技専用スタジアムの臨場感は、またサッカーを観に行きたくなりますよね。

(武田) 私はサンガのアウェイゲームに行くのが、すごく好きなんです。ホームゲームほど多くのサポーターはいませんが、一致団結しているのを感じることができます。それにサッカー観戦プラスでその土地の観光もできて楽しいですよ。

——アウェイ観戦に行くようになると、同じクラブを応援する仲間もできて楽しいですよね。2人がおっしゃられるようにサッカーを観に行くことを楽しむこと、楽しむための環境を作ることが大事ですね。

(武田) そうですよね。もちろん私たちからの発信も大事ですし、クラブからの発信も欠かせませんね。

——去年のサンガの発信で面白いなと思ったのがポスターです。ちょうど良く煽ってるなと(笑)

(青木) あのポスターを見てサンガに興味を持ったり、知らなかったことを知ってくれたりすると嬉しいです。

(武田) 確かに。試合結果や内容以外の切り口から、サッカーを好きになってくれると、私たちのような活動の意義がありますよね。

京都サンガF.C.の魅力

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——そうですよね。2人から見ていて、サンガのどういうところに注目してほしいですか?

(青木) 最近はサポーターの方々の温かさを感じますね。応援の一体感やスタジアムで友達になる楽しさを感じてほしいですし、何より選手たちの熱い気持ちを感じ取ってほしいです。

(武田) あとは点が入った時の盛り上がりですよね。スタジアムが湧くのを肌で感じるのがたまらないです。サンガ限定で言うと、毎年一般の方が参加できるイベントが多いのが特徴なので、是非ホーム戦のイベントに参加してもらいたいです。サンガはサッカーを好きになるきっかけがたくさんあるクラブですよ。

(青木) それに京都という魅力ある街のクラブは特別ですよね。もっとクラブや街のことを多くの人に知ってもらって、もっと多くの人にスタジアムに来てほしいです!

——確かに街の魅力も同時に発信できると面白いですね。何かキャンパス隊について思うことはありますか?

(武田) キャンパス隊のことをもっと知ってもらいたいです。キャンパス隊をもっと知ってもらいたいのは、サポーターの方にも知ってもらいたいんですけど、(キャンパス隊に)なりたいっていう人をもっと増やしたいんです。

(青木) 本当にそうですよね。サンガのことが大好きなファンの人たちのためにも、私たちのような存在がサンガをより良くしていきたいと思っています。

——僕たちみたいな若い人が試合を見に行かないとダメですね。

(青木) やっぱり層としては年配の方が多いですからね。キャンパス隊が継続的に活動することで、若い世代のファンを今まで以上に獲得できるようにしたいです。

——分かりました。ありがとうございました。最後に一押し選手を聞いてもいいですか?

(武田) 一人には絞れませんね(笑)

(青木) 私は岩崎選手です。すごく活躍してますし、やっぱり若い力がサンガを活気づかせてくれるんじゃないかと思います。

◉ 武田彩佳 公式Twitterアカウント
◉ 青木美奈実 公式Twitterアカウント

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