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崖っぷちでの戦い・・・様々なドラマを生むJリーグ残留争い

佐藤文孝

2017/10/21 09:30

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例年、残留争いでは様々なドラマが繰り広げられる。
ともすれば優勝争いよりも注目・関心を集める戦いの中で、数えきれない程の選手たちが、そしてサポーターが精神をすり減らすほどの修羅場を経験する。
過去、劇的な残留・降格劇には様々なシチュエーションがあった。

土壇場での『逆転』残留

2008年、降格圏に 沈んでいたジェフ千葉の「奇跡の残留」で知られるこの年、最終節まで千葉の他、ジュビロ磐田・アルビレックス新潟・東京ヴェルディ・大宮アルディージャの計5チームがJ2降格の可能性を負っていた。
最終節、勝ち点5差内で争っていた5チームのうち、新潟・千葉が勝利し、唯一の残留争いのライバル同士の直接対決となった磐田対大宮は大宮が勝利。この結果、勝利した3チームは残留が決定、磐田はJ2 位との入れ替え戦に、そして川崎フロンターレに敗れたヴェルディは自動降格が決定した。

2012年、残り2節を残し、残留ラインから勝ち点5差をつけられ、自力残留の可能性が消滅していたアルビレックス新潟。翌33節、勝利でも他チームの結果如何で降格が決定したアウェー・ベガル タ仙台戦に挑んだ新潟は負傷者を出す壮絶な試合を展開しながら、前半に挙げた一点を最後まで守りぬき、逃げ切る。自らの残留を繋ぎ止めるとともに、仙台の初優勝の願いを断ち切る勝利となり、圧倒的不利をうたわれていた新潟が土壇場で底力を発揮。最終節でもコンサドーレ札幌をホームで降し、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸を抜いて逆転での残留を決めた。

最後の最後で名門の凋落も

昨年降格した名古屋グランパスは、シーズン途中から18戦に渡り勝ちから見放されていた中、9月に入り同じく残留を争っていた新潟との直接対決でおよそ3か月振りの勝ち点3を得て息を吹き返したかに見えた。その後、連勝もあり勝ち点を積み上げるも最終節、すでに降格が決まっていた湘南ベ ルマーレに1-3で敗れ万事休す、残留はならなかった。監督交代、ベテランの緊急復帰など様々な劇薬を投入したものの奏功することなく、得失点差により「オリジナル10」名古屋のクラブ史上初の降格となった。

2017シーズンも残り試合も僅かとなり、崖っぷちでの生き残りをかけた死闘はどんな結末をもたらすか。この先、残留をめぐる争いは最終節まではより激しさを増していくはずだ。

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