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ボルトに負けてない!世界と日本の現役プレイヤー時速ランキング

岩崎 充

2017/07/16 17:07

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NEWS

by foxsports

先日、陸上のウサイン・ボルト選手が引退後にドルトムントの練習に参加すると発言し世間を賑わせた。
サッカー好きとして知られ、かねてからサッカー選手への転向をほのめかしているボルトは、来月行われる世界選手権ロンドン大会を最後に陸上を引退することを表明している。

言わずと知れた『人類最速』のボルトだが、サッカー界には彼に匹敵するスピードスターは多くいる。

世界最高レベルのスピードを持つ選手をその数値とともに紹介しよう。

2014年W杯のあの名シーンが最高速度をマーク

ピエール=エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Emiliano François Aubameyang)
28歳/ガボン/ドルトムント所属

by skysports

以前こちらの記事でも紹介した韋駄天ストライカーのオーバメヤン。
トレーニング中に記録した30m3.7秒というタイムが、ボルトの3.78秒(世界新記録を出した際の30m通過タイム)を上回ったと話題となった。また時速では34.60kmを記録。
ちなみにボルトの希望ポジションもストライカー。ドルトムントを選んだのは、現在も数多くの移籍先が飛び交うオーバメヤンの後釜狙い??

エクトル・ベジェリン(Héctor Bellerín Moruno)
22歳/スペイン/アーセナル所属

by vivabarca

スペイン人のベジェリンは世界最速SBだ。こちらは、トレーニング中に記録した40m4.41秒がボルトのそれを上回ると話題に。
ちなみに同じアーセナルの快速FWセオ・ウォルコットは40m4.42秒を記録しており、0.01秒上回った。また時速では34.77kmをマークしている。

アリエン・ロッベン(Arjen Robben)
33歳/オランダ/バイエルン・ミュンヘン所属

by skysports

おなじみオランダ代表のウィンガー。記憶に新しい2014年の南アフリカワールドカップ、カウンターからスペイン代表セルヒオ・ラモスをぶち抜きゴールを決め世界に衝撃を与えたが、この時のプレーが時速37kmを記録。

この記録がサッカー界で世界最高速であると伝えられた。ちなみに100m換算では10.28秒で走ることになる。

ガレス・ベイル(Gareth Frank Bale)
27歳/ウェールズ/レアル・マドリー所属

by eurosport

本田圭佑の移籍で注目を集めるメキシコのパチューカが今年2月に行った調査では、現在の最高速選手はベイルと発表された。
その最高速度は時速36.9km。こちらは2015年、国王杯でバルサ相手に見せたこのシーンが有名だ。

オーランド・ベリオ(Orlando Berrío)
26歳/コロンビア/フラメンゴ所属

by colombiasports

知名度では上記4名からぐっと下がるが、前述のパチューカの調査では時速36kmでベイルに次ぐ2位に認定。
ウィングタイプのフォワードで、2016シーズンにコロンビアのアトレティコ・ナシオナルで24試合9ゴールを記録。代表にも選ばれ、今シーズンはブラジルの名門フラメンゴへと移籍している。

イニャキ・ウィリアムズ(Iñaki Williams Arthuer)
23歳/スペイン/アスレティック・ビルバオ所属

by thesun

父親がガーナ人、母親がリベリア人であるため、スペインを含め合計3つの国籍を持つウィリアムズ。
バスク出身プレイヤーで限定されるビルバオにおいて初の黒人プレイヤーとして注目を集めたが、スピードだけでなく技術もあり実力はピカイチ。
昨年すでにスペイン代表にも招集済みで、ドルトムント、リバプールやユベントスが獲得を狙っていると噂されるほどだ。時速は35.71kmをマークしている。

ちなみに上記6名以外では下記のような選手がスピードスターとして好タイムを過去に記録:

セオ・ウォルコット(アーセナル):時速35.7km
ソフィアン・フェグリ(ウェストハム):時速35.53km
ジェイミー・バーディ(レスター・シティ):時速35.44Km
シェーン・ロング(サウサンプトン):時速35.31km
アントニー・マルシャル(マンチェスター・ユナイテッド):時速35.25km
ユルゲン・ダム(ティグレス):時速35.23Km
アントニオ・バレンシア(マンチェスター・ユナイテッド):時速35.1km

日本人最速は松本怜、気になるのは伊東

それでは日本人選手に限定して足が速いと言われる選手を見てみよう。

宮市亮
24歳/ザンクトパウリ所属
50m5秒9(100m10秒6)

by Mopo

浅野拓磨
22歳/シュトゥットガルト所属
50m5秒9

by 101greatgoals

永井謙佑
28歳/FC東京所属
50m5秒8

by Jleague

藤春廣輝
28歳/ガンバ大阪所属
50m5秒8

by Jleague

伊東純也
24歳/柏レイソル所属
50m5秒台後半(?)

by Jleague

小屋松知哉
22歳/京都サンガ所属
5秒8

by Jleague

前田大然
19歳/水戸ホーリーホック所属
50m5秒8

by Jleague

松本怜
29歳/大分トリニータ所属
50m5秒7

by @MATSUREICHERU

爆発的なスピードは海外でも有名な宮市(復活お待ちしております)。ジャガーの愛称で有名な現役日本代表の浅野。また、当時マリノスの監督をしていた木村氏から「あれはスピード違反にならんかな」という名言を引き出し、ロンドン五輪で日本代表躍進に貢献した永井は知名度が高い。

50m8秒というタイムが並ぶ中、唯一5秒7の記録を持つのはトリニータの松本怜。ちなみにこのスコアを単純計算で時速に換算すると時速31.58kmとなる。
(松本選手に関する過去記事はコチラ

気になるのは柏レイソルの伊東選手で、これまで50mを測ったことがないという。ぜひ一度計測をしていただけないでしょうか!?

時速ランキング

時速でのランキングにすると10位はこのように。

1位 アリエン・ロッベン:時速37km
2位 ガレス・ベイル:時速36.9km
3位 オーランド・ベリオ:時速36km
4位 イニャキ・ウィリアムズ:35.71km
5位 セオ・ウォルコット:時速35.7km
6位 ソフィアン・フェグリ:時速35.53km
7位 ジェイミー・バーディ:時速35.44Km
8位 シェーン・ロング:時速35.31km
9位 アントニー・マルシャル:時速35.25km
10位 ユルゲン・ダム:時速35.23Km

今回具体的な数字が出てこなかったが、他にもサラー、カラスコ、サネ、ビアビアニーなど走力自慢はまだまだ世界に多数存在する。

ちなみにウサイン・ボルトの世界記録、9秒58を時速に換算すると37.58kmであり、瞬間的には時速45kmに達するという。

人類最速の男はやはり速い・・・!

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