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東大と慶應の融合チームで東京23区内からJリーグを目指す東京ユナイテッドFC

辻本拳也

2017/06/03 11:37

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NEWS

東京ユナイテッドFCというサッカークラブをご存知でしょうか?
東京ユナイテッドFCは、J1から数えて、上から5番目の関東社会人サッカーリーグ1部に所属するアマチュアサッカークラブです。
2017シーズンより、元日本代表の岩政大樹選手(以下、岩政)が選手兼コーチとして加入したことで話題になりました。
そんな東京ユナイテッドFCは、地域と大学を融合し、東京都文京区をホームタウンとして、東京23区内からJリーグを目指しているチームです。
今回はそんな東京ユナイテッドFCについて紹介していきたいと思います。


by TOKYO United FC facebookページ

東京ユナイテッドFC誕生の背景とビジョン


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東京ユナイテッドFCが誕生したのは2015年1月で、東京大学運動会ア式蹴球部監督の利重孝夫氏や慶應義塾大学体育会ソッカー部の総監督である福井民雄氏をはじめ、東京大学と慶應義塾大学のサッカー関係者の6人が発起人となりました。
現在、当クラブの監督を務める福田雅氏もその1人です。なお、東京ユナイテッドFCというクラブ名になったのは2017シーズンからで、2016シーズンまでは、LB-BRB-TOKYOというクラブ名で活動していました。

そんな東京ユナイテッドFCの理念は、サッカーを通して人をつくり、社会をつくり、未来をつくるというものです。当クラブは長期的目標として、サッカーを通じて人を育て、その人材をスポーツの産業化およびスポーツ文化の寄与することを掲げています。

そんな東京ユナイテッドFCには、以下の3つのビジョンがあります。

◉ 国際社会をリードする人材の育成 「文武融合」の実践
◉ 東京23区内にJリーグクラブを創る 東京から世界へ ビッグクラブ構想
◉ 東京を世界一の健康寿命へ! 健康都市TOKYOの実現

この3つのビジョンには、ただJリーグを目指すだけでないというメッセージが込められています。
当クラブは、サッカーを通して、国際社会で活躍できる人材の育成、さらには様々なスポーツ活動を通して、老若男女が集う場(時間、空間、仲間)を提供し、「健康都市TOKYO」を目指しています。

元日本代表岩政大樹をはじめ、4人の元Jリーガー


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東京ユナイテッドFCには、鹿島アントラーズや日本代表でも活躍した、岩政大樹をはじめ、4人の元Jリーガーがいます。岩政の他には、元ザスパ草津群馬の黄大俊(ファン・テジュン、2015年加入)、その黄大俊の弟で元京都サンガの(黄大城ファン・テソン、2016年加入)と岩政も長年所属したクラブである鹿島アントラーズに所属経験のある宮内龍太(2017年加入)が元Jリーガーです。

ファン・テソンは今季全試合に先発出場していて、4人の元Jリーガーの中でも1番出場機会が多いです。
岩政は今季、開幕戦以外の4試合はスタメン出場、開幕戦も途中出場していて、全試合に出場しています。
元日本代表でワールドカップ出場経験のあるセンターーバックがチームにもたらす影響は大きくプレー以外の面でも、メンタル面の部分などでもチームに大きく貢献しています。ファン・テジュンも開幕戦を除いて4試合に出場しています。宮内は退場した試合もあって、出場停止もあって今季の出場は3試合ですが、この選手も当クラブの貴重な戦力で主力選手です。

そんな東京ユナイテッドFCですが、岩政以外は全員がアマチュア選手です。黄大俊選手は当クラブのスポンサー企業である文化シャッターで仕事をしていますし、学校の先生が職業の選手もいます。このクラブではサッカーだけでなく、仕事も全力で取り組んでいる選手ばかりです。監督の福田雅氏も日中は、仕事をしています。

岩政も東京大学運動会ア式蹴球部でコーチも務めていますし、プロ契約でありながら、他のこともできるチームに行きたいと思いこのチームに入団したそうです。元Jリーガーなどの立場に関係なく、全員が文武融合しているチームが東京ユナイテッドFCです。

東京23区内からJリーグを目指す、東京23FCとの新東京ダービー


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東京ユナイテッドFCの2017シーズンの試合で大きく注目されたのが、4月29日に行われた関東リーグの第2節、東京23FC戦です。東京23FCは、東京都江戸川区をホームタウンとして、東京23区内からJリーグを目指すチームです。この試合は同じ、東京23区内からJリーグを目指すチーム同士の戦いで新東京ダービーとも言われ、大きな注目を集めました。

しかし、この試合が注目されたのは、新東京ダービーだからだけではありませんでした。それは、東京ユナイテッドFCの2017シーズンの新体制発表会の際に東京ユナイテッドFCのホームタウンである文京区の区長のある発言がきっかけでした。その問題の発言とは「東京23FCというチームがあるが、いつ東京22FCにしてくれるのかと思っている」というものでした。冗談のつもりで言ったのでしょうが、これに対して、東京23FCの主にサポーターが激怒し、TwitterなどのSNSで大きな論争となりました。

そんな中で行われた新東京ダービーは2-1で東京ユナイテッドFCが勝利し、会場となった大田区の大井第二球技場には700人を超える観客が集まりました。この試合にはスカイパーフェクトTV(スカパー)も取材にくるなど、普段の関東リーグでは見られないほどの大きな注目を集めていました。5月28日の第5節終了時点で東京ユナイテッドFCは5位、東京23FCは4位とこの2チームは順位も1つしか変わらず、今後もJFL昇格に向けて激しい戦いが繰り広げられることが予想されます。

関東リーグはホーム&アウェーで行われるため、この2チームの新東京ダービーは今シーズンにもう1度行われます。次の新東京ダービーは、7月22日の17時から東京23FCのホームの江戸川陸上競技場で行われます。この試合は、スカパーのサッカー専門チャンネルの「スカサカ」で無料中継されます!今後も、新東京ダービーへの注目はもちろん、東京ユナイテッドFCのJFL昇格への戦いに注目していきたいと思います。

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