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見た目のサッカー:サッカーとタトゥー編

タカハラユウスケ

2017/04/28 11:45

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ずっとサッカー選手を描いてきたイラストレーターがサッカーを戦術や技術といった視点ではなく、
いち視聴者としてプレーヤーの「見た目」から個人的な見解でサッカーを語ります。

© タカハラ ユウスケ

天使と神の名前を持つ男が
入れたタトゥーとは?

 海外サッカーをみていると選手の体にタトゥーがあることに違和感がなくなってきている。
もっとも日本人にとってまだまだ抵抗がある人が多いからか、Jリーグでもそれほど目にする事は多くない。Jリーグ時代から腕にタトゥーを入れていた小林祐希選手(24 ヘーレンフェーン=オランダ)は代表戦ではタトゥーを隠すためのテーピングをしていたくらいなのでまだまだ一般的なファッションとして認められてはいない印象ではあるが、それは日本独自の文化のもので、近年の欧州サッカーではもはや海外ではタトゥーをまったくしてない選手の方が少ないかもしれない。
 
 タトゥーの絵柄は選手によってさまざまだが、いくらファッションとして一般化してるとはいえ簡単に消すことができないものなので配偶者や恋人の名前(別れたらどうするんだとも思うが)、子供の名前、信念を表す言葉やそれを象徴する絵柄、宗教的な観念や人生に影響を与えた人の似顔絵などさまざまであるが、一生に関わるような内容を入れる選手が多い。

 タトゥー好きで有名な選手といえば、元イングランド代表のデビッド・ベッカム(41 引退)は家族全員の名前を彫っており、現在でもタトゥーが増え続けているし、最近では世界最高の選手と名高いメッシ(29 バルセロナ=スペイン)もいろいろ試行錯誤しながら次々とタトゥーを増やしている。

 そんななか現役選手の中で今最も異彩を放っているのはベルギー代表のラジャ・ナインゴラン(28 ローマ=イタリア)だ。首に入れたド派手なバラのタトゥーには目を疑った。見た瞬間思わず「正気かよ」って言ってしまったそのデザインはぜひ本人のinstagramで確認してほしい。そして一緒に言ってほしい。「正気かよ」と。

 タトゥーは上記のように基本的には自分の信じるものや自分のバッグボーンとなるものを刻んだり、自分の人間性などを表現するアイテムとなっているが、最近恐るべきタトゥーを入れた若いブラジル人選手がいる。
 
 それは現在マンチェスターシティに在籍し、ブラジルの次世代エースとして期待されている男、ガブリエル・ジェズス(20)だ。GABRIEL(大天使ガブリエル)とJESUS(イエス(キリスト)のポルトガル語読み)という偉大な名前を持ち合わせるその若者の入れたタトゥーとは………

なんと自分!さすが天使と神の名前を持つ選手である。
自分自身こそが一番のバックボーンであるということだろうか。現在は怪我で戦列を離れているが、移籍後の数試合で大活躍をしエースアグエロからポジションを奪う勢いだったこの豪胆な若者の躍進を期待せずにはいられない。

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