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バイエルン vs アーセナル 攻撃と守備は切り離された概念ではない

ぱこぱこ・へめす

2017/02/21 20:18

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後半は再び、バイエルンのボール保持とアーセナルの受動的守備

しかし、アーセナルが中途半端な現代のプレッシングフットボールを見せた段階は、ハーフタイムの前後数分だけでした。ハーフタイムを挟み、バイエルンは勢いを回復しました。ハーフタイムでフォーメーションに微調整を行い、ドウグラス・コスタができるだけ右サイドへ流れないようにし、通常の位置である左ウイングでのプレーを指向するようにしました。

しかし、バイエルンとアーセナルは、前半の初めに一度止めた展開を再び始めました。バイエルンの観点から見ると、これは右ウイングに焦点を当て、シャビ・アロンソを攻撃の起点とし、強力なカウンタープレッシングをかけることを意味します。アーセナルにとって、それはあまりにも受動的な4-4-2で自陣深くに撤退することを意味しました。

バイエルンの古典的なサイド攻撃の後、バイエルンの追加点が決まり、アーセナルはついに壊れたようでした。バイエルンは相手を自陣深くに寄せ付けず、試合終了まで抑圧を続けました。

まとめ:攻守の切り替えではなく、攻守を合わせてデザインする

上の2つの動画は、アーセナルのボール保持時のポジショニングや動き出しの問題点を示しています。選手たちの技術の高さや即興性によりボールを前進させる形は、チャンピオンズリーグのような大きな舞台では通用しないのがここ数年見ていればわかるでしょう。どのように1列目のプレッシングを剥がすのか、ライン間のスペースを攻略するのか、多くのチームがビルドアップの枚数や形を試行錯誤しながら最適解を求めていますが、アーセナルはそれが見られません。

また、アタッキングサードでのコンビネーションについても、どのような動き出しによってボール保持者に時間とスペースを与えるのか、どのようなポジショニングが相手に基準点を与え混乱をもたらすのか、明確な形を持っていないために上の動画のサンチェスのような形になってしまうのです。

by soccertentyou


by soccertentyou

現代サッカーでは、ボール保持、ボール非保持、そしてトランジション(ボール奪取、すなわちポジティブトランジションと、ボールロスト、すなわちネガティブトランジション)の4つの局面に分類されます。ボール保持時もどのようにボールを失うのか、ボール非保持時にもボール奪取の後どのようにボールを前進させるのかを戦術に落とし込まなければなりません。

アーセン・ベンゲル解任論には、こういった戦術的発展がここ数年見られないことからの失望があることを忘れてはいけません。

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