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2部・ASハリマ所属のFW千葉園子がなでしこジャパンの主力へ!無名選手の逆転物語!

hirobrown

2017/02/14 22:56

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昨年6月の米国戦で代表デビューを果たした千葉。2部所属ながら代表に定着し、アルガルベ杯では主力の座を狙う。
by jfa

2部所属の無名選手が代表に定着

 「あのお団子頭は誰?」見た目が印象的だった、その無名選手はすっかり代表に定着しています。

 2月9日、なでしこジャパン=女子日本代表は、来月初頭からポルトガルで開催される『FPFアルガルベカップ2017』に出場する代表選手23名を発表。この大会は昨年4月に就任した高倉麻子監督体制で初めて迎える国際大会となっており、そのメンバー選考に注目が集まっていました。

 全体的なチーム編成としては、新主将に選出されたDF熊谷紗希選手、MF宇津木瑠美選手、FW岩渕真奈選手と海外クラブに所属する選手が3選手のみとなり、30歳以上の選手が皆無。さらに昨年11月から開催されていたFIFA-U20W杯に出場し、高倉監督の指揮下で3位入賞を果たしたU20代表から4選手が招集されるなど、世代交代も意識したメンバー構成になっています。

 なでしこジャパンは1月20日から24日にかけて、フィジカル強化に特化した代表候補合宿を実施。特に元陸上日本代表で北京五輪の4×100mリレーのアンカーとして日本男子トラック競技史上初のメダル(先日、銅→銀に繰り上げ)を獲得した朝原宣治氏を特別講師として招聘し、股関節を含めた足や体の動かし方のレクチャーを受け、走るスピードの向上や負荷がかかりにくい効率的な走り方のトレーニングを行っていました。

 高倉監督の掲げるチームコンセプトや代表選手としての条件には「走力」が大きなテーマになっているとも考えられ、それゆえに若手選手が多くなる選考にも必然性が感じられます。

 そんな中、プレナスなでしこリーグ2部所属ながら代表に定着しているのが、お団子頭が印象的なASハリマ・アルビオン所属のFW千葉園子選手。昨年はDF高木ひかり選手も2部ながら代表に選出されていましたが、彼女の所属するノジマステラ神奈川相模原は今季から1部に昇格するため、千葉選手は2部所属で国際大会に参加する唯一の選手となっています。(代表メンバー23選手は以下の通り)
【アルガルベカップ2017 女子日本代表】
<GK>
1 山根 恵里奈 ヤマネ エリナ(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
12 山下 杏也加 ヤマシタ アヤカ(日テレ・ベレーザ)
23 平尾 知佳 ヒラオ チカ(浦和レッズレディース)
<DF>
3 鮫島 彩 サメシマ アヤ(INAC神戸レオネッサ)
2 有吉 佐織 アリヨシ サオリ(日テレ・ベレーザ)
5 川村 優理 カワムラ ユウリ(アルビレックス新潟レディース)
4 熊谷 紗希  クマガイ サキ(オリンピック・リヨン/フランス)※
18 中村 楓 ナカムラ カエデ(アルビレックス新潟レディース)
15 高木 ひかり タカギ ヒカリ(ノジマステラ神奈川相模原)
21 北川 ひかる キタガワ ヒカル(浦和レッズレディース)
<MF>
10 阪口 夢穂 サカグチ ミズホ(日テレ・ベレーザ)
6 宇津木 瑠美  ウツギ ルミ(シアトル・レインFC/アメリカ)
7 中島 依美 ナカジマ エミ(INAC神戸レオネッサ)
19 佐々木 繭 ササキ マユ(ベガルタ仙台レディース)
8 千葉 園子 チバ ソノコ(ASハリマアルビオン)
14 中里 優 ナカサト ユウ(日テレ・ベレーザ)
17 長谷川 唯 ハセガワ ユイ(日テレ・ベレーザ)
<FW>
9 菅澤 優衣香 スガサワ ユイカ(浦和レッズレディース)
11 岩渕 真奈 イワブチ マナ(FCバイエルン・ミュンヘン/ドイツ)※
20 横山 久美 ヨコヤマ クミ(AC長野パルセイロ・レディース)
16 田中 美南 タナカ ミナ(日テレ・ベレーザ)
13 増矢 理花 マスヤ リカ(INAC神戸レオネッサ)
22 籾木 結花 モミキ ユウカ(日テレ・ベレーザ)
※熊谷紗希選手は2月26日(日)、岩渕真奈選手は2月27日(月)より合流します。

『ポストプレーヤー兼、点取り屋兼、攻守のスイッチ役』


by h-albion
ハリマは昨年2部のリーグカップで優勝。千葉は準決勝・決勝でゴールを奪い、優勝に大きく貢献。

 千葉選手は所属するASハリマでは、前線でポストプレーをこなしながら得点に絡むアタッカーです。2部とはいえ、その存在感はまさに背番号10に相応しい異彩を放つ選手。

 加えて、彼女には身体能力の高さや体幹の強さが備わっており、相手に囲まれても失わないボールキープ力や、攻守両局面での球際にも強く、前線の選手ながらチームの”攻守のスイッチ役”としても機能。

 また、162cmと日本の女子選手としても平均的な身長ながらヘディングの強さも兼ね備えており、2015年シーズンのリーグ戦27試合の出場で挙げた13得点中の7得点をヘディングで奪っています。

 そんな千葉選手が所属するASハリマは2012年に創設された新しいクラブで、当時2部だった「チャレンジリーグ」に参入したのは2014年シーズンから。成績的にも直近2年は連続して2部10チーム中の7位に止まっています。

 ただ、昨年は新設された『プレナスなでしこリーグカップ2部』で優勝。千葉選手は準決勝と決勝でゴールを奪うなど、クラブ史上初タイトル獲得に大きく貢献しました。

次ページ:プラチナ世代の台頭も阻んだ”代表運”

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